人と話すと疲れるという深刻な悩みについて。
2018.10.20 22歳
【人間関係がうまくない人間】
今日のテーマは人間関係。
以前、人間関係で消費する自分のことを書いたことがあります。
「持続可能な人間関係を作ろう」
という言葉で締めくくっているけれど、あれから僕の人間関係はどのような変化を遂げているだろう。
【人と話すと疲れる理由】
人と話すと極度に疲れる理由。僕はそのことに関して、単に自分が「苦手」だからだと切り捨てていた。
でも、だ。
そうやって解決することを放棄していたら、死ぬまで苦しい思いをする。だから、自分と徹底的に向き合った。
今日はそのことを備忘録として書く。つまり、どうすれば疲れない人間関係を築けるかという問題についてだ。
【相手の気持ちをおもんばかる癖】
会話をするとき僕が考えているのは、相手が自分にどんな言葉を期待しているか。だから、考える。この場で自分が言う「べき」適切な言葉は何かと。
僕は話し始めるのも遅いし、話すスピードそのものも遅い。でもその間の僕の頭の中は、グルグル回ってる。
どうしてそこまで自分の発言を気にするかといえば、相手を傷つけたくないからだ。相手をガッカリさせたくないといつも思っている。
それが原因でよく失敗してきた。たとえば僕がミスをしたとき、すぐに言えばなんでもないことを、相手の反応を過度に気にして言い出せず、あとで発覚して大事になる。
言わなきゃいけないし言いたいけど、これを言ったら相手はどう思うかを想像すると、気軽に発言できない。
ちなみにLineも苦手だ。返事を考えている間に時間だけ過ぎる。
【相手の感情に影響を受ける】
相手の気持ちをよく気にする理由のひとつに、人の感情に影響を受けやすいというのがある。
人が怒られているのをみると悲しくなる。笑っているのをみると、つられて笑ってしまう。人の感情がそのまま自分の感情になるのだ。
だから人の気持ちを考えすぎて、気軽にものを言えないということもある。
【自分より相手を優先する】
相手の反応をそこまで気にするようになった原因は、きっと小学生の頃に味わった苦い思い出を引きずっている。
とにもかくにも、僕は自分から思っていることを話さない。その代わり、相手に察してもらうのを待っている。
なんてわがままなんだと自分でも思うけれど、本当のことだから仕方ない。それで察してもらえないと自分のなかにどんどん溜め込んで、勝手に病む。
【自分で解決する力】
そんな性格だから、僕は絶対に人に相談しない。相談できる人がいないわけじゃなかったけれど、これまでの人生でまともに人に相談したことがなかった。嫌なことがあったときは、心を無にして感情を止める。そして空想の世界に浸り、落ち着いたら現実世界に戻る。そんな具合だった。
だから、今でも忘れられない。21歳のとき初めて悩みを人に打ち明けて、涙が溢れてきた体験。人に話すと心がスッと軽くなることを知った。あのとき悩んでいたことも、やっぱり人間関係だったのだけれど。
でも、人に相談せずとも一人で乗り越えてきたということが、僕のなかで圧倒的な自信になってる。僕のメンタルはかなり強い。
どんなに辛いことがあっても、たぶんどん底まで落ちることはない。
【自分と他人は違うということ】
自分の気持ちを相手に察してもらおうとする。「ねえ、わかるでしょ?」と「押しつける」のだけど、他人に自分の心のなかはわからないということを、つい最近気づいた(遅い)。
こういうときはこうすべきだと自分の判断基準があったとしたら、今まで僕はその基準を相手にも押しつけていた気がする。「自分は自分、他人は他人」ということを、頭では理解していても実感がなかった。
でも、他人って本当に自分の思う通りにならない。むしろ、他人のペースに踊らされることばかりだ。
【まとめ】
僕は社会では生きづらいタイプなのだろう。そんな自分だけど、努力はずっとしてきた。だから人付き合いのスキルは年々増してきてる。
これからの計画としては、まずあんまり、自分自身は変えたくない。もし僕が誰にでも素直に話せる良い子になったら、自分の良いところも消える。
たとえば周りの人の気持ちを想像することで育んできた感受性。そういうものこそ、僕の個性だと思っている。
だからこそ、そういう自分は大事にしつつ、「人付き合いのスキル」をもっと磨いていかないといけない。
しかし今までのように相手を「傷つけない」ように気を遣うのではなく、相手に「喜んでもらう」ために自分ができることをしよう。
もうひとつ、察してもらえるのを待つのではなくて、気づいてほしいことがあるなら自分から言葉にして伝える。
「察してもらう」っていう他力本願より、「伝える」という自力本願。
これらを意識して、いつか人間関係を心から楽しめる人間になりたい。
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