お金をどれくらい稼げば、満足できるか。
2018.4 22歳
この社会で生きていくために無関係でいることのできないもの。そのうちのひとつである「お金」に、僕はいま非常に興味をもっている。
「社会人になると、お金が必要だ」
当たり前のように聞こえるけれど、実は当たり前じゃない。お金って本当に必要なのだろうか。
【お金の必要度を計算する】
「なぜ」お金は必要かということについて考えてみる。その答えに該当するのは、「生活するために必要なモノをお金で買っている」からだ。
または自分のやりたいことを達成するためにお金が必要になる場合もある。ということは、どれくらい稼ぐ必要があるかは、その人の生活コストや目標によって変化することになる。
自分がどれくらいのお金を必要としているのかを自覚することによって、「お金は必要である」という概念に振り回されることがなくなる。結果として、自分のペースで働く量を調節できるようになるのです。
【日本人の働く美徳】
Newsweekというwebメディアに、衝撃的な記事が掲載されていた。記事によると、神奈川県に住む人の通勤コストは、一人当たり年間100万円に達する。
「通勤時間というムダをなくせば、ニッポンの生産性は劇的に向上する」。たしかに通勤時間がもったいないという感覚は東京で痛いほど感じてきた。
しかし、その時間をなぜ「仕事に」充てなくてはならないのだろう?この社会では、「働く」ことが正義であるという価値観が強すぎる気がする。
【働かなくていい時代】
モノが足りていない環境では、常に需要が供給を上回っている。つまり足りていないモノを生産する必要に追われているとういことだ。
モノを作れば作るほど売れるから、企業はどんどん成長していく。戦後復帰の日本の経済成長は「モノがない」という経済社会があってこそ成立した。
逆にいま、国民がそれなりに裕福になり、供給が需要を上回るようになった。掃いて捨てるほど多くのモノに囲まれている社会である。
生きるために必要な最低限のモノは、すぐに手に入れることができる。しかも技術の発達によって、多くの仕事を機械が代わりにしてくれるようになった。そんなに働かなくても生きていける社会に、日本は到達した。
・いろいろな価値観がある
「メキシコ漁師とMBA旅行者」という有名な話を紹介させてもらう。
自分に必要な範囲でお金を稼いで、あとは自分の好きなことに時間を費やす。この漁師の価値観は、ここまでの記事の主張そのものである。
もちろん働きたい人は働けばいい。でも働きたくない人が無理して働く必要はないはずなのだ。もしそういう状況に陥っているならば、そこにはきっと社会の闇が潜んでいる。
【お金で消耗しないために】
これからはお金はますます必要じゃなくなっていくだろうというのが、個人的な予想。生活をするためではなく、贅沢をするためにお金が必要になる。
もし働きすぎて疲れているなら。働き方を考え直してみるのもいい。
楽しく働きながら、結果的にお金がついていることが理想ではないでしょうか。やりたいことがうまくみつけられない人は、この記事もどうぞ。
よろしければ、サポートお願いいたします🤲 いただいたお金はより良い記事の執筆のため、大切に使わせていただきます。