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IT系の法律について調べるなら
私は本、特に紙の本が好きなので、用があれば書店に行くし、用が無くても毎週、書店に通っています。
なので、IT系の法律について調べる必要が生じたら、本を探して買うんだろう、と思っていました。
ところが、先日、仕事で情報技術関係の法律について調べる必要が生じて、実際に調べてみたら、「本屋に行かなくてもいい、というか、むしろ行かないほうがいいのでは?」と、考えを改めるに至りました。
たとえば、『プロバイダ責任制限法』。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=413AC0000000137
e-GOV法令検索ですぐに見つかります。上のリンクの通り長い正式名称がありますが、通称でもちゃんと見つかります。
条文を開いてみれば、画面をちょっとスクロールするだけで全て参照できます。思いのほか短い法律でした。
いくら短いとはいえ、法律の文章は独特なので、読み通してきちんと理解するのには訓練なり解説なりが必要です。
そこでいつもなら「解説書を探すか?」と本屋に向かうのですが、これも、関連する省庁のWebサイトにQ&Aなどの補足情報としてまとめられていました。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/ihoyugai_04.html#proseki1
さらに、民間の、関連する業界団体が運営するWebサイトもあって、図や例による分かりやすい説明もあります。
おかげで、プロバイダ責任制限法について、短時間で(無料で)一般的な理解をすることはできたと思います。
上記の通り、権威ある情報源を見つけ出すことも出来ました。
法律関係については、e-Gov法令検索、関係省庁のWebサイト、関連する民間団体のWebサイトを当たれば良さそうです。一方、法律に関して紙の書籍が必要なのは、「個別の事案について、詳細な記事を探したいとき」ということになるでしょうか。
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