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「『問う力』が最強の思考ツールである」マガジン

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本マガジンの内容が書籍化決定! 「『問う力』が最強の思考ツールである」(フォレスト出版)として2020年8月9日発売です。 「問いづくりの教科書(仮)マガジン」として行った出版企…
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#ファシリテーション

授業や、会議で使える!3人称の問い

1人称の問いから順番に説明してきましたが、いよいよ3人称の問いです。 3人称の問いって、どんな問い?3人称の問いは複数の相手に対しての問いです。ここでいうのは、文法上の“3人称”とは少しニュアンスが違います。 問いかけ自体は“あなたたち”(複数の2人称)に行いますが、その結果、その人たち同士の何かを大いに期待するという意味を込めて、ここでは3人称の問いと呼ぶことにします。 授業や、さまざまな会議の場面で使える問いあなたが先生なら、生徒たちが相手でしょう。そう考えると普段

KDとPD

様々な事柄がうまくいくために必要な要素として、「KD」が大切だとよく言われます。「KD」とは、そう「勘」と「度胸」。さらにもう一つ「K」をつけて、「勘」と「経験」と「度胸」という説明もよくなされます。もちろん、二進も三進も(にっちもさっちも)いかない時の打開策として「勘」と「度胸」は有効に働く場面も多いでしょう。 KDの問いづくりしかし、問いづくりという側面ではどうでしょうか? 「勘」で問いをつくり、「度胸」で使ってみる。うまくいくこともあるでしょうし、なんだか的外れになっ

11/29「問いづくりの教科書(仮)出版企画会議vol.1」レポート

11月29日に「問いづくりの教科書(仮)出版企画会議vol.1」を開催しました。 たくさんの方にご参加いただき、お礼を申し上げます。 今回は、vol.1ということで、一人称の問いにフォーカスを当てました。 グラフィック・レコーディングを、グラフィック・カタリストの成田富男さんにご協力をいただいています。 「問いづくりの教科書(仮)」とは来年出版予定の「問いづくりの教科書(仮)」ですが、このような名前をつけているのは、多くの人に自由自在に「問い」を作れるようになってほしいとい

10/18「問いづくりの教科書(仮)出版企画会議vol.0」レポート

10月18日に「問いづくりの教科書(仮)出版企画会議vol.0」を開催しました。 たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。 会議が終了してからも、皆さんとお話が盛り上がり「問いづくり」への熱意を感じることができました。内容をご報告いたします。 「問いづくりの教科書(仮)」2020年夏 出版決定!なんと、2020年夏「問いづくりの教科書(仮)」が出版されることが決定しました! まだ、タイトルは正式に決定していません。という事情から(仮)がついています。監修として

問いづくりの教科書(仮)出版企画会議  参加しませんか?

「ファシリテーション講座 対話や学びが深まる問いのつくり方」は、すでに2,000人以上の方に受講していたあdきました。 この内容を、さらにわかりやすく、誰もが「機能する問い」をつくれることを目指した書籍「問いづくりの教科書(仮)」を、2020年夏前ごろ出版します! そこで、この書籍の内容を、いち早くお伝えする出版企画会議を行います。この会議では「○○に困ってます!」「○○について知りたい!」など、内容にリクエストができます。 「問いをつくる力」の大切さ「問いをつくる力」