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古道の専門用語解説

あ行

*伊豆峯次第  
宝暦11年(1761)に発行された半島を一周する行程に触れた文書

*縁起物語 
神社・仏閣の草創・沿革またはその霊験などを言い伝える文書 


か行

*金沢文庫   
鎌倉時代中期、北条実時が設けた日本最古の武家の文庫 

*経塚     
後世まで教法を伝えようと、経文を経筒・経箱に入れて埋めた塚

*講      
富士山とその神霊への信仰を行うための集まり


さ行

*修験古実書上 
天保8年(1837)に発行された伊豆修験についての文書

*神仏分離   
明治政府により神仏習合の慣習を禁止し、神道と仏教を区別

*走湯     
伊豆山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神・走湯権現


た行

*中台八葉院  
両界曼荼羅の一つである胎蔵界曼荼羅の中央に位置する区画


は行

*拝所     
聖域を前にして拝むための場所 

*本地仏    
仏、菩薩


ま行

*末法     
仏の教のみが存在して悟りに入る人がいない時期のこと

*村山     
富士山を信仰する者の修行場であり、村山古道の基点である神社

 

ら行

*両界曼荼羅  
大日如来の説く真理や悟りの境地を視覚的に表現した曼荼羅

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