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空気の流れる寝室で、たくさんの呼吸を感じながら横たわる。 いつかの窮屈さはどこかへいって…
《二〇五七年 春》 石の門は、半分崩れている。扉も焦げている。扉のすきまからのぞく。…
リビングで外を眺めながらさっき入れたばかりの紅茶を一口。 ホッと一息つく昼下がりだ。 庭の…
今夜は心なしかゆっくりとした呼吸で横になっている。 窓越しにはオムレツのような月。 窓辺に…