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祝!薬局長へ就任

研修店舗から別店舗へと異動してあっという間に1年の歳月が経ちました。
1分45秒に1人のペースで患者さんがやってくる店舗を回すことに慣れてしまった私は、「退屈だな~」と思うようになってしまいました。
歳を重ねて出来ることが増えるにしたがって、業務がルーチンワークになっていくことを良くない傾向だなと感じていました。

当時の薬局長 Tとは同じ大学出身で歳も近かったため仕事中もプライベートも仲良く、常に楽しく働けていたと思います。
週4回飲みに行ったり、1時間かかる隣町まで土曜日朝一パチンコに並んだり、そのまま飲みに行ってホテルに泊まって朝からパチンコを打つ。
そんな駄目な社会人生活を送っており、正直、この1年を超える楽しかった出来事はもうないんじゃないかと思うほどでした(笑)

プライベートは楽しいけど仕事にちょっと飽きてきた・・・
なんとも言えない日常を送っている時に社長との飲み会の席でTの異動の話がでてきたのです。

社長「T。今まで会社の経営の土台を担ってくれた店舗を支えてくれてありがとう。ずっと出たいと言っていたのにTの代わりがいなくて6年も頼んでしまって申し訳ない!でもようやく新店舗の話もあって立上げに参加して欲しいと思う。受けてくれるか?」

T「はい。これでようやく肩の荷が降りました。宜しくお願い致します」

S「おー!おめでとうございます!あれ?ということは次の薬局長は・・・」

社長「もちろんS先生ですよ笑」

S「やったー!」

T「こいつずっと俺にいつまで居るのですが?早く出てってください!って本気で言ってましたからね笑 正直、薬局長なんて大変なだけでやりたいか?と言われたら微妙なのにやりたいって言えるのは大したものですよ」

S「はははははは」

社長・T・S「それではみんなの船出にに乾杯!」

こうして私は無事に薬局長になりました!


我が社では薬学部が6年制になってから初の就任という記念すべきタイミング、そして最短・最年少の肩書も手に入れられて大満足です(笑)
私が早く薬局長になりたかったのは見栄や虚栄心ではなく、それなりの理由がありました。

一つ目はこの会社が好きだから。だから自分の力でより良くしていきたいと思っているからです。その為には発言権がないと何もできないことを知っているから。
二つ目は経営に関するデータや知識を得たいから。平社員では中々知りえない薬局のデータを知ることで、もし薬剤師を辞めた時に新しい道を築くのに必要だったから。
三つ目はこの会社の社長になりたいから。単純に入ったからには一番偉くなりたい。この最高の会社を自分が回していきたい。そう思えるから。

まぁ、単純にこの調剤薬局グループが好きなんでしょうね(笑)
他の大手の会社では1年目2年目で薬局長なんて珍しくもないですが、我が社で4年目で薬局長はかなりのインパクトがありました。
私の後に続く若手にもそれなりの夢を与えていけたらいいなと願いも込めて・・・

こうしてルーチンワークに飽きていた私は、新しい玩具を与えられた子供のように薬局長という立場を利用して会社内で新しいことを始めていくのでした。その話はまた別の記事で・・・

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