見出し画像

2024/07/20 風景画

西日本新聞の最後のページに各月の今日の運勢が載っている。
私の誕生月である1月の今日の運勢は「相手の動きを予想して助けるが気付かれない。」

ACFで光州ビエンナーレのシンポジウム。
すっかり美術っぽい話がよく分からなくなってる。
分からないというのと、その前にあんまり実感出来なくなっている。
ところどころ聞き逃せない歴史と沈黙と人との関わりの話。
そこでしか体験出来ない作品や展覧会は見たいと思った。

光州ビエンナーレに内海さんが参加してて、ACFの同じフロアで上村さんがアジア美術館のレジデンスしてて、同じ大学同期として何だか焦る。
望んで都会を離れたのに、勝手に感じる置いてけぼり感かもしれない。
椎葉でまだちゃんと制作出来てないからかもしれない。
大いに制作意欲を刺激されたからかもしれない。

シンポジウム後に遠藤さんの素晴らしい個展を見てたら、たまたまACFのトイレを借りに来たさきちゃんと遭遇して一緒にリブリスコバコに行く。
若いアーティストたちが共同アトリエを作りたいとか、自分たちのコミュニティを作りたいという話をしていて、みささんと我々にもそんな時代があったねと。
我らは何になるのか。

椎葉でモノクロ写真しか撮れない話をみささんにしたら、写真より現実の風景、色彩が美しいからじゃないかと言われた。
本当にその通りで、腑に落ちた。

城の堀の蓮を見に行こうと歩いていたら、コーヒー屋の軒先でコーヒーを飲んでた別のコーヒー屋の御店主に声をかけられる。
蓮を横目に椎葉の話、福岡の話、それぞれの話。
定期的にこうやって近況を話して、最近こげんしたいこうしよるけどけっこう大変ちゃんねと話してくれる人で全部冗談にしてくれるのでいつもありがたい。
生島くんが普通に風景画とか描き始めたらそれはそれで面白いけどね。

福岡のアトリエに戻って送る荷物の重量を測るため、体重計に乗ったら体重が増えていてすごく嬉しい。
かつてなかったことだ。
田舎暮らしで健康。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?