いろんな企業のデザイン組織
ほんとに久々の投稿です。
今年発売されたAXIS vol.197ではインハウスデザイナーの特集が印象深く、自分のブックマークにあった有名どころの企業内のデザイン組織のサイトを見返してみました。(ほとんど英語だけどGoogle翻訳でなんとなく文脈はわかります。)
見返したサイトは下記のとおり。
■Google Design
https://design.google/
思いのほか実験的なプロジェクトをやっているんだなあと感心します。
Google社内で気になったプロジェクトのPICK UPしてたり。
■Microsoft Design
https://www.microsoft.com/en-us/design
弊社代表の荒川もよく言葉にするimmersive(没入型)というワードを初めて知りました。
■Uber Design
https://www.uber.design/
最近のリブランディングの記事とデータビジュアリゼーションプラットフォーム(と呼んでいいのかば?)のDeckGLの記事はずっと読める。
■Airbnb Design
https://airbnb.design/
ここ最近で一番見る。アニメーションライブラリLottie、Cerealフォント、Sketching Interfacesとかとか。イラストレーションにおけるブランディングなど必見。
■Spotify Design
https://spotify.design/
記事に対してプレイリストがついてるのがSpotifyっぽい。デザイナーの日常とかアイコンデザインのまとめとかわかりやすい。
■Adobe Design
https://adobe.design/
古代エジプト美術から触発されたブランドイラストスタイルなどの文脈が面白いです。
■IBM Design
2016年あたりで更新が止まってます。(Twitterは更新されてるみたいですが)なのでちょっと古臭く感じますが、IBM Design Languageの設計意図などは参考になります。
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自分は受託制作を生業としたあっち行ったりこっち行ったりする傭兵型のデザイナーです。騎士団のようなインハウスとは対極の位置にいるのでモノづくりへの考え方は面白く非常に興味深いです。
前述にあげたデザイン組織に属する人たちの情報発信は、エンジニアの技術発信とは異なり、社会や時勢に対する思想が色濃く発信されています。デザイナーはアウトプットでモノ語る口数少ない生き物という印象も少なくありませんが、組織へのコミットや交渉の為にはこーいう発信力が強く求められている気がします。。
特にUberやAirbnbといったグローバルサービスは、人種やジェンダーといった多様性に対する表現といったテクノロジーやエンジニアリングだけでは対処できない問題に対してデザイナーの熱量を感じます。こんなお仕事したいですね。
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