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「政治的プロセス待てない」! 米軍・自衛隊の暴走を共同通信スクープ! 台湾有事で南西諸島に米軍拠点の作戦立案! 自衛隊幹部が「自衛隊に住民避難させる余力ない」! 棄民前提の「ミサイルホイホイ」計画!! 2022.1.15

文・IWJ編集部 文責・岩上安身

 2021年12月23日、共同通信が「台湾有事」で米軍が南西諸島を軍事拠点化するとの日米共同作戦をスクープ、次いで沖縄タイムスなど各社が詳細を報じた。

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▲(写真フリー画素材サイト:PhotoAC)

 しかも「日米間の政治的プロセスを待てない」と迫る米軍に自衛隊が「押し切られた」と報じられ、日米の制服組=軍部が暴走する様子が見てとれ、背筋が凍るようだ。

 衝撃的なのは、沖縄タイムズが報じた匿名の自衛隊幹部による「自衛隊に住民を避難させる余力はない」との言葉だ。米軍と米本土を守るために活動する自衛隊に、南西諸島約161万人、そして日本列島全土の住民を、避難させたり、守る意志も余力もない事実を、明らかにした。

 岩上安身の取材に対し、元外務省情報局長・孫崎享氏が「米軍は台湾で中国軍に勝つ見込みはない」、元内閣官房副長官補・柳澤協二氏が「米軍の作戦は拒否できる、でも…」と語った貴重な証言を含めて、ぜひ記事本文を御覧いただきたい。

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▲2021年3月、沖縄県の伊江島で行われた米軍のキャストアウェイ21.1演習の「遠征前方基地作戦(EABO)」で、輸送機に搭乗する海兵隊員(Wikipedia、Lance Cpl. Ujian Gosun)

「台湾有事」で南西諸島を米軍拠点化する作戦判明! まさに南西諸島を「捨て石」に、日本列島全土を中国のミサイルを吸収する「ミサイルホイホイ」に!

 2021年12月23日付け共同通信が「南西諸島、米軍臨時拠点に 台湾有事で共同作戦計画」というスクープ記事を出し、翌24日には沖縄タイムスや中日新聞をはじめ、加盟社が一斉に詳細な記事を報じた。

※この記事はIWJウェブサイトにも掲載(記事リンク(https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501179)しています。
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