HONDA、TOYOTAに続き、国内商用車大手で初、三菱ふそうトラック・バス株式会社が2030年代中に完全EVシフト宣言! 周回遅れとされる日本のEV市場が動き出す!? 実は大株主の意向が働いたか!? 2022.1.24
(文・IWJ編集部 文責・岩上安身)
世界の自動車産業が完全にEVシフトする中、遅れが指摘される日本の自動車メーカーが、いよいよ動き始めた。HONDA、TOYOTAの劇的EVシフト宣言に続き、商用車大手で初めて、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)が2030年代中の完全EVシフトを宣言したのである。
MFTBCのEVシフトには、本文で述べる、EVにこだわりを持つはずの大株主の意向が働いた可能性も考えられる。
MFTBC初の量産型電気小型トラック「eCanter」は、1回充電で約100kmを走行する性能を持つ。まだ実証実験的段階とはいえ、すでに国内はもとより、世界13カ国で300台が稼働。コロナ禍のタジキスタンでは医療用回診車として10台が活用されるという。
MFTBCは、2022年を「EVトラック元年」と名付け、EVシフトに力を入れる模様。日本メーカーの健闘に、要注目である。
詳しくは記事本文を御覧いただきたい!
▲三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)初の量産型電気小型トラック「eCanter」(同社HPより、https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/product/ecanter/)
HONDA、TOYOTAのEVシフト宣言に続き、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)が2039年までにエンジン車全廃、EV等へ切り替えを発表!
EV車の開発・展開で世界に遅れをとっていると言われている日本の自動車産業だが、F1グランプリ優勝をひっさげてのHONDAの劇的なガソリンエンジン車撤退宣言、TOYOTAの2030年までに30車種350万台宣言に続き、三菱ふそうトラック・バス株式会社(以後、MFTBC)も2039年までにエンジン車の販売をやめ、トラックとバスをすべて電気自動車(EV)などに切り替えると発表した。
※この記事はIWJウェブサイトにも掲載(記事リンク(https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501496)しています。
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