無観客試合に写り込む謎の人影|今日の「ヤバい!VR」#3
こんばんは。
ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。
今日のトピックは「無観客試合に大型LEDの観客」です。
ヤバさで選びました
今日も「Unity 2019 LTSのリリース」や「clusterとREALITYの連携」、「第4回 VR AWARDSがVR Chatで開催発表」など大事なニュースがたくさんありました。しかしながら、「ヤバい!」という観点からすると頭ひとつ飛び出ていた記事を発見。
VRとは縁もゆかりもなさそうな球界からのニュースです。
無観客試合なのに観客の姿
事件が起きたのは、プロ野球・巨人 vs DeNAが行った練習試合。
当然ながら新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で無観客試合です。
その試合中、バックネット裏には複数の人影が!
しかもその表情や体は不動のまま。こちらを見て微笑み続けます。
ひょっとすると異様な光景ですが、この正体は観客の写真を合成した映し出した大型のLEDパネル。
読売巨人軍(ジャイアンツ)公式Twitterでは、先日からファンの写真を募集していました。実際の企画は19日に行われる阪神戦以降の4試合。
■対象試合
6月19日(金)~21日(日) 阪神戦
6月23日(火)~25日(木) 広島戦
6月30日(火)~7月2日(木) DeNA戦
7月3日(金)~5日(日) 中日戦
応募方法はこちらから確認できます。他の球団応援もOKと懐が深い巨人軍。
しかしながら応募方法はメールだったり表示するものも画像だったり注意点が厳しかったりとなかなかハードルの高い企画です…
弊社にお声がけいただければもっとリアルな体験をお約束します!!!
イベントやスポーツ観戦の未来
ところで、無観客ライブや無観客試合が続く中、アーティストやスポーツ選手との双方向性をどう担保していくのかは切実な問題です。
これは金銭的な問題だけでなく、モチベーションにも大きく影響します。
バーチャルリアリティは、現実の不足を補う(マイナスをゼロに近づける)ために使うと必然的に物足りなさや、元通りになるまでの代替品に陥ってしまいます。中長期的にVRならではの新しい価値を探索していくことが重要です。しかしながらその価値の検証もまだまだ未知数の領域がほとんどです。
そんな中で各業界が迅速に新たな試みを進めていく姿には頭が下がります。投げ銭や配信だけでなく、ARなども積極的に活用してユースケースを確立していければ個人的にも何よりの幸いです。弊社も尽力いたします。
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