#米津玄師✕フォートナイト【#61】
今日のトピックは「フォートナイトの『パーティーロイヤル』で開催された米津玄師のスペシャルイベント」についてのレポとその他のバーチャルライブについてです。
昨日は「JTBの企画したバーチャル修学旅行」をまとめています。ぜひあわせてご覧ください。
―――――――――――――――――――――――――――
【 おねがい 】
現在、大学生・大学院生を中心に友だち、サークル、バイトなど、コロナの影響で困っていることをヒアリングしています。ぼんやりとした悩みやご相談でも構いません。こちらまでDMいただいたり、noteにコメントを残していただければ幸いです！
―――――――――――――――――――――――――――
こんにちは、こんばんは。
VR/ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日１つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。
毎日更新しているので、ぜひフォローしてチェックしてください。
米津玄師、フォートナイトに出演
世界3億人以上がプレイする『フォートナイト（FORTNITE）』の「パーティーロイヤル」モードにて、米津玄師氏が出演するスペシャルライブイベントがゲーム内で開催されました。
開催日時は以下の合計3回で、時差や見逃しにも配慮した形になっています。私自身、初回は帰宅が間に合わず、2回目のイベントに参加しました。
8月7日(Fri)夜8時～
8月8日(Sat)午前2時～
8月8日(Sat)午前8時～
※いずれも日本時間
米津玄師氏、２年半ぶりとなる新アルバム『STRAY SHEEP』の発売に合わせた今回のイベントでは、羊のかぶりものをつけた米津氏が楽曲5作品とMCを披露しました。Twitterのトレンドにも躍り出ています。
ちょうどサブスクが解禁されて全曲聞くことができるので、Spotifyのリンクを合わせたたセットリスト(セトリ)を以下にまとめます。
関連：米津玄師、全作サブスク解禁 新アルバム『STRAY SHEEP』からハチ名義まで
『迷える羊』
『感電』
『砂の惑星』
『パプリカ』
『Lemon』
月並みな感想ですが、本当のライブにいったような体感の片鱗を味わうことができました。動画配信やVRでの音楽ライブもいくつか視聴していますが、その中でもFortniteでのライブイベントは実体験としての印象が強く残るものだと個人的に思います。
動画配信やVRライブとの違い
新型コロナの影響も大きく、これまでYouTubeや専用サイトでライブ映像を配信したり、VR空間でキャラクターや画面がライブ演出をする取り組みが行われています。
FortniteはVRライブのような一人称視点の没入感にはかけるものの、現在のVRライブシステムでは難しい他の観客のリアルタイムの反応や飲食が簡単に楽しめます。またスマートフォン一台あればできるFortniteと比較すると、VR機器はまだまだコストが高いのが実情です。
また、動画配信はアーティストからのリアルタイムなリアクションが得られたり、投げ銭などで直接還元するシステムが確立されたりしている一方で、演出の自由度やそれにかかるコストは十分かけられないものと思われます。
またFortniteのライブ体験には身体的な拡張も大きく、例えば今回のライブではサビの間観客が浮き上がったり、普段の何倍も跳躍できたりといった演出がありました。現在のライブ演出はアーティストをどう見せるかに着目していますが、それ以上に観客がどのように楽しめるかにリソースを割けることがフォートナイトのメリットだと思われます。
例えばライブが始まる前にも遊べることは大きなメリットで、開催前(カウントダウン前)から徐々に気分を高めることができます。これは現状の動画配信サービスでは解決しがたい課題のひとつです。
Marshmelloやtravis scott、Steve Aoki、diploといった世界的に有名なアーティストに続けて米津玄師氏がフィーチャーされた理由には、彼自身の実績や思いだけではなく、「大人の都合」ももちろん関わっていると思われます。
関連：ソニー、「フォートナイト」のEpic Gamesへ約268億円を出資
米津玄師氏のパーティーロイヤル参戦が日本人初と各所で記載されていますが、Steve Aoki氏は両親とも日本人で、日系アメリカ人です。「DJ Mag」の世界DJランキングでほとんど毎年世界TOP10にランクインしています。
Epic Gamesが開発する「Unreal Engine 5」のデモがPS5上の実機プレイで公開されるなど連携を強める両社。米津玄師の所属するSME Recordsもソニー・ミュージック系列のレーベルです。
関連：ソニー、「フォートナイト」のEpic Gamesへ約268億円を出資
今後さらに必要とされるライブ活動、CDの売れない時代だからこそライブや物販が主な収益源となっていたアーティストにとっては非常に苦しいはずの現状です。その打開策としてFortniteだけでなく、現在のサービスに載せた形で様々なアプリケーションやサービスが新しいライブ演出を届けてくれることを期待しています。
World Maker Inc.について
World Maker Inc.ではAR・VRで新しい日常を探索していきます。
一緒に検証していただけるパートナーや開発メンバーを随時募集中です。
TwitterのDMや会社ホームページから、お気軽にご連絡ください。
特に現在Unityエンジニア/3Dモデラーを募集しています。学生も歓迎です
明日も更新予定です！ぜひフォローしてマイペースにご覧ください。
過去のnoteはこちらにまとめています。
出典：パーティーロイヤルにKENSHI YONEZU登場
会社のみんなとドーナツ食べます。