やたらと略するのも良くない
そろそろ、やたらと略するのも良くない話をしたい。
母国語の日本語以外で読む書く話すが上手にできる言語はないのだが、数多ある野望のひとつとして英語の習得がある。
取り組むのはもう少し先だが目安として、
①好きな情報を翻訳なしで楽しみたい
②自分の考えを簡単でも良いので英語で表現したい(書く話す)
と思っている。第二言語習得した方の話をきくと、
「言葉を浴びて遣って繰り返しているうちに脳内で翻訳する必要がなくなる」
と言っていた。
そういう状況に自分を置くのがなかなか難しいのでイメージできなかったが、ひょっとしてIT界隈の略語がスッと理解できるのは第二言語習得に近い脳の刺激があったのかもしれないと感じた。IT関連の略語は多すぎる。
例えば、略語を遣った文章はこんなのがある。
・CRMとERP双方がAPIを公開していればXML形式でやりとりできる
・SIerのSESでGCP構築を進めるからIDEとGitの準備しておいて
・自社の強みを活かしたCSVをCSV準拠してCSV出力しておく
どれもわざと作った文章なのだが、意味は通るようにした。
よく接する略語というのは意味が直感的に分かるようになる。
3つ目の文章は、
CSV Creating Shared Value 共通価値の創造の略称
CSV Computerized System Validation 医療系のデータ管理ガイドライン
CSV Comma-Separated Values カンマ区切りのテキストデータ
のCSVが3つ。悪ふざけした文章だがCSVによるCSVのためのCSVである。
やたらと圧縮して略するのも良くなさそうだ。
なにとぞ。
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