少ない力で仰ぐうちわ／アーリアフレスカ株式会社【8/21（金）のトレンドたまご】

池谷実悠です。
皆さん、熱中症対策はしっかりできていますか。室内にいる時はエアコンをつける方が多いこの時代に、『新しい団扇』が開発されました。ある意外なものから着想を得た #トレたま です。
詳しくは今夜の #WBS でお伝えします。 pic.twitter.com/u8vi9ni5lv

— ＷＢＳ（ワールドビジネスサテライト） (@wbs_tvtokyo) August 21, 2020

番組の流れ

１．テーブルほどの大きさの機械を動かす岡崎社長と、それを眺める池谷キャスター。それは、「うちわの風速を測る機械」だとのこと。

～トレたまOP～

２．機械に取り付けられたうちわは、魚のひれをヒントにして作った、「少ない力で多くの風が送れるうちわ」だと岡崎社長から説明。

３．実際に風速を測る実験映像。通常のうちわの風速は「秒速1.9ｍ」なのに対し、この商品は「秒速2.5ｍ」。

４．うちわの構造を説明。通常に比べて「骨組みの数が少ない」「紙ではなく布を糊付けしている」などの特徴があり、仰いだ時の抵抗が減るという。

５．「なぜエアコンではなく“うちわ”に目をつけたのか？」という質問に、岡崎社長「介護施設で働いていた際の経験から思いついた」と説明。エアコンを嫌う入居者の方が多かったそう。

６．作る際は「魚の尾びれ」の動きを参考にしたそう（詳細な説明はなし）。
岡崎社長コメント「柔らかく作ったので、今夏はこのうちわで涼んでもらえれば」

考察・所感

まず、調べてもあまり情報が出てこないような会社だったので驚いた。
設立は2018年9月で、公式HPはあるけど検索に引っかからない設定になってる…？
HPには「“介護なんでもコンサルタント”事業」と書いてあるので、恐らく商品開発がメインの会社ではないと思われる。

そんな会社がトレたま取材に至った理由は、以下のあたりかなと推測する。

①時事性
猛夏で熱中症の危険性が毎日のように報じられる中で、
特に注意が必要な「高齢者」にターゲットを絞ったアイテムであったこと

②ストーリー性・開発者の想い
「うちわ」というアナログな方法が、
介護施設での就労経験がある岡崎社長ならではの、
優しさと思いやりのある商品開発だった点
※大企業がテクノロジーなどで解決しようとしても、当の本人（高齢者の方々）が使いこなせないなどの問題が起こりがち。

商品概要

商品名：楽らくうちわ
価格：サイズによる（詳細はオンラインショップへ）
https://ariafresca.handcrafted.jp/
企業名：アーリアフレスカ株式会社
商品をひとことで：少ない力で仰げるうちわ