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#373 業界ネタ~展望2024

おはようございます!今年もよろしくお願いします。新年早々、色々とありましたが、皆さんとご家族が無事であること、心よりお祈りします。私も親戚が新潟にはいましたが、その日のうちに連絡が取れましたし、生活にも影響は出ていないとのことで、ひとまず安心した次第です。また年末年始、飛行機を使った移動があった方は、移動にも影響が出ていたりして、大変だったのではないでしょうか?ひとまず皆さんが日常を取り戻せていることをお祈りしています。さてさて本日は「業界ネタ~展望2024」です。

今年のキーワード:薬価、薬事、アルツハイマー、がん

製薬業界の展望についてよくまとまった記事があったので、紹介します。以下、記事からの抜粋です。2024年の製薬業界は、「ドラッグ・ラグ/ロス」「供給不安」の2大課題解消に向けた制度見直しが目白押しです。4月の薬価制度改革で製薬企業のビジネス環境は一定の改善が期待できそうですが、10月には長期収載品の患者負担増が行われ、収益を頼る企業にとっては打撃に。市場に目を向けると、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」に早くも競合のドナネマブが登場し、市場形成が本格化します。がん領域では今年も多くの新薬の承認が予想されます。武田薬品工業は香港のハッチメッドから導入したVEGF阻害薬フルキンチニブ(対象は大腸がん)の承認が見込まれ、アストラゼネカは国内初のAKT阻害薬カピバセルチブ(乳がん)が承認の見通し。アステラス製薬は抗Claudin18.2抗体ゾルベツキシマブ(胃がん)が承認予定です。

ビジネスモデルの転換まで至るか。。。

まずは薬事関連で言うと薬価制度改革ですが、新薬メーカーにとってはプラス面が大きいかと思いますが、長期収載品を持っている会社には大きな影響が出そうです。ビジネスモデルの転換、業界再編みたいな流れまでいくのかどうか注目です。あと日本人P1と軽変・一変に関しての新しい制度はいよいよ実装されます。意外と影響を受ける人も多いと思いますので、しっかりと内容を確認して、対応していかないといけないのかなと思います。どちらも良い方向への変更だと思いますので、しっかりと活用していかなければいけないですね。承認される新薬ですが、がん領域が圧倒的に多いですね。どの会社もやはりこの領域への投資が圧倒的に多い結果だと思います。自分も関わるプロジェクトの半分くらいはがん領域になってきている感じがしますので、今後もしっかり勉強していきたいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今年は後で振り返ると業界の転換点だったと思われるような1年になるんじゃないかと。薬価・薬事関連は自分の仕事にも直結する内容なので、しっかりとキャッチアップしていこうと思います。あと重要なのはこの変更によって本当にドラッグラグ・ロスがなくなる方向にいくのかですね。ここに関しても定点で観測していかないといけないのかなと思いました。今年も色々と話題が豊富な一年になりそうですが、少しでも考えるきっかけになるものを取り上げますので、よろしくお願いします。ではでは、また!


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