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#342 業界ネタ~新薬の薬価制度

おはようございます!本日もよろしくお願いします。今日はちょっと暑いくらいですね。とはいえ、気持ちいい天気になってきましたね。外に出て、軽く運動でもしたくなる感じですね。体調もだいぶ回復してきましたし、散歩くらいは出来そうなので、すこしお昼にでも外に出てきたいなと思います。だんだん寒くなってきますので、今の時期に運動なんかは楽しんでおきたいですね。週末は寒くなるみたいですし、体調管理にお気を付けください。さてさて本日は「業界ネタ~新薬の薬価制度」です。

新薬の薬価制度、どうなるか・・・

薬価の議論がいよいよ新薬の話になってきました。以下、記事からの引用です。厚生労働省は10月18日の中医協薬価専門部会に、新薬創出等加算について、導入当初からの目的だった、「薬価制度の観点からの創薬環境の整備、ドラッグ・ラグの解消」を踏まえた見直しについてを俎上に上げた。診療側の長島公之委員(日本医師会常任理事)は、「結果として、業界が想定した通りに、未承認薬・適応外薬の解消ができないということは、業界において、別の要因があったと考えるべきではないか」と指摘。「(新薬創出等加算は)革新的な新薬は評価するという基本に立ち戻って、シンプルにできるところがないか、検討していくこともが考えられるのではないか」と指摘した。一方、支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は、「基本的には新薬創出等加算の枠組みを維持したうえで、保険財政の持続可能性の確保とイノベーションの評価が両立できる仕組みに改善すべき」と述べた。

新薬創出加算と企業要件

なかなか分りにくい部分が多いなと思いますが、簡単に言うと新薬創出加算の計算が複雑なので、もっとシンプルにしましょう。ただし財源は増えないので、今まで以上にメリハリを付けていきましょうってことが一つ。企業区分にかんしてはベンチャー企業に不利な仕組になっているので、変えていっても良いのではないかってのが一つですかね。確かに新薬創出加算ってかなり複雑で色んな項目があるんですよね。有名なのは希少疾患用の医薬品。それ以外にも新規MoAだったり、新規MoAと同じ医薬品に関しては3番手、3年以内の医薬品には付いたりするんですよね。シンプルに薬剤のポテンシャルに対して評価するようにした方が良いのかもしれないですね。あと企業要件は廃止してもいいと思いますね。そもそも大きな企業に有利になる薬価制度って何だか変だと思いませんかね。単純に薬剤に対して評価を行って、薬価に反映させるってことで良いと思いますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?新薬の薬価の議論も始まりましたね。各社、大きな影響が出ると思うので、皆さん、かなり注目していると思いますね。特に長期収載品が多いところは、売り上げに大きな影響が出るでしょうね。いよいよビジネスモデルが変わる時期なんだなと思いつつ、合わせて薬の安定供給の問題もあるので、ジェネリック・長期収載品をどうやって下支えしていくのかということも議論していかないといけないなと。実際、患者さんに必要なのは新薬以外でもたくさん必要な医薬品はあるわけで、全体最適をしていかないといけないと思いました。ではでは、また!


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