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#176 構造言語学

おはようございます!あっという間の金曜日ですね、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?次々と家族の体調が悪くなって、結構、大変な一週間だったなと。週末、ゆっくりとしたいところですが、イベントがたくさん入っていて、なかなかですね・・・来週は義理の母も来ることになっていて、ほんと忙しいです。しっかり睡眠時間は確保して乗り切りたいと思います。本日は週末なので、最近、気になっていることをつらつらと書きたいと思います。

「犬」は「犬じゃないものじゃないもの」

最近、構造言語学を少し勉強する機会があって、面白い概念だなと思ったのが、物の名前についてです。普通、物があって、それに名前を付けている感覚だと思うんですよ。例えば、毛むくじゃらの4本足で歩く、ワンと吠えるものがあって、それを犬と名前を付けると。そうやって犬を認識していると。でも違うんですよね。多分、犬という言葉は犬じゃないものじゃないものを犬と呼んでいるはずです。つまり犬と犬じゃないものをどこかで線引きして、それを犬としていると。人間の認知は2項対立関係を作って認識するというところがなかなか面白いです。確かに娘がワンワンという言葉を覚えたての時って毛むくじゃらな生き物を全部、ワンワンといってました。親がこれはにゃんにゃんと教えると、ワンワンの線引きが一つできるわけで、こんな感じで認知が進んでいくんだなと。

人間の認知のクセ

これって何事もそうだなとふと思った次第です。人間って意外と頭が悪くて、1対1対応の認知だと上手く処理が出来なくなるんだと思うんですよね。例えば、好きな事って言われるとぱっと好きな事が分からないこともあると思うんです。だけど好きじゃない事を上手く定義できると逆に好きな事が浮かび上がってくることもありますよね。これ、まさにこの2項対立関係の構造言語学の発想だなと思ったんですよね。もし何かに悩むことがあったら、この話を思い出してほしいなと。2項対立関係を上手く使うと乗り越えられることもあるかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?なかなか面白い話だと思うんですけど、私だけ?最近、こういう哲学的なお話に興味があって、寝る前に少し本を読んだりしてます。それもあって寝つきが悪いんですよね。夜はやめて、朝に本を読むようにしようかな。読書の秋なんていいますし、お気に入りの本を探すのもいいかなと思います。ではでは、良い週末を!

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