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#362 業界ネタ~薬価制度改革、議論の最終段階

おはようございます!本日もよろしくお願いします。今日はかなり寒いですね。週末に開かれたお祭りで娘も疲れたようで、鼻水が出ています。保育園では風邪が収まりつつあるようですが、年末に向けて忙しくなるので、体調管理に注意しようと思います。もうすぐ年末ですし、我が家は30分ほどの距離にある実家に遊びに行く予定です。ゆっくり過ごせたらいいなと思っています。さて、本日は「業界ネタ~薬価制度改革、議論の最終段階」についてです。Answersさんが薬価制度に関する論点をまとめた記事を出しています。以下、その抜粋です。

2024年度の薬価制度改革

2024年度の薬価制度改革の議論が最終段階に入っています。今回の改革の主なテーマは「ドラッグ・ラグ/ロスの解消」と「安定供給の確保」です。厚生労働省は11月29日に中央社会保険医療協議会(中医協)薬価専門部会で論点案を提示しました。2日の総会では、今年度の薬価調査の結果が報告され、年内の骨子とりまとめに向けて議論が進んでいます。改革の方向性としては、ラグロスの解消のために迅速導入加算の創設と、安定供給のために供給体制の評価を薬価に反映させることが挙げられています。

新薬に関しては・・・

これは、薬価制度において大きな変化が予想されます。特に新薬開発に携わる方にとっては重要な変更点です。迅速導入加算の要件は比較的緩く、申請時期・承認時期が最初の申請・承認から6ヶ月以内とされています。これにより、日本での申請タイムラインを無意味に早める議論はなくなりそうです。また、企業要件の廃止も検討されており、これは特に小規模な企業にとっては良いニュースですが、これまで恩恵を受けていた外資系大手メーカーにとっては不利益になる可能性があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?薬価制度は日本では特に複雑ですが、我々のビジネスにとって根幹をなすものです。特に大きな変化のタイミングではしっかりとフォローする必要があります。医薬品業界は、国が定める薬価制度によって大きく影響を受けるため、特殊な業界です。スタートアップなどが育ちにくい理由も理解できます。より開かれた環境を目指すことも重要だと感じています。それでは、また!


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