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#478 製薬業界ネタ~日本の治験環境整備度、世界3位の高評価も…実施呼び込めず機会損失大きく

おはようございます!今週もよろしくお願いします。昨日はオフィス出社で時間が取れずに更新できませんでした。失礼しました。今週に入ってもまだまだ暑いですね~しかし、どうなっているんでしょうね。本当に気候がおかしくなってきているとしか思えないですよね。最近、町では秋・冬物の洋服が売られていますけど、買う気にならないのは私だけでしょうかね。夏服と冬服しかいらなくなってしまうんじゃないかなと最近、本当に思います。少しはちょうどいい季節を満喫したいなと。さてさて本日は「製薬業界ネタ~日本の治験環境整備度、世界3位の高評価も…実施呼び込めず機会損失大きく」です。

治験実施呼び込めず機会損失大きく・・・

なかなか芯を付いたいい記事だなと思いましたので共有します。以下、記事からの抜粋です。米IQVIAインスティテュートが、世界各国の治験環境の整備度を定量的に評価・分析したレポートをまとめました。日本は米国とドイツに次いで3番目に評価が高かったものの、評価に基づいて算出した実施可能な試験数と実際に行われた試験数の差は世界で最も大きく、環境が整っているにもかかわらず治験を呼び込めていない現状が浮き彫りとなりました。日本の状況についてレポートでは「特定の民族に人口が集中しており、後期試験の前に国内でP1試験を行う必要があるため、部分的にグローバル試験での活用が限られている」と指摘。一方、昨年末に行われた日本人P1試験に関する規制要件の緩和で「機会が出現している」とし、「ほかの指標で高いスコアを得ていることを踏まえれば、検討すべき重要な国としてフラグ付けされている」と分析しています。

国内P1が無ければ・・・

確かに、その通りかなと思いました。特定の民族が集中しているのは、変えようがないので仕方ないとして国内P1の件は企業としては追加の投資が必要と言うことで、優先度が下がりますよね。そういう意味では規制緩和でP1試験がいらないとなると日本が治験参加国になる機会は当然、増えていきそうな気がします。その他、FMVやIRBの件も問題があるのは、その通りだと思いますが、P1の追加投資に比べたら、問題のレベル間で言えば小さいのかなと思いました。規制緩和の影響がどの程度出てくるのか、今後も同じような統計を取って、フォローしていってくれるといいなと思いました。少しでもラグ・ロスが減っていくことを期待したいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?こういう感じの記事が日本国内だけでなく、海外でも認知されて、もっと日本を治験参加国として含めていこうという流れが出来てくるといいなと思いました。確かに治験参加国として日本がある程度、いい位置に来れば、自ずと申請もされるケースが増えるでしょうし、ラグ・ロス問題も解消に向かうように思います。開発側で出来ることはこういう地道な活動なのかもしれないなと思いました。今度、クライアントに対してもこういう説明をしていくのがいいのかもしれないと思いました。ちょっと考えて見よっと。ではでは、また!


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