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#455 製薬業界ネタ~中分子医薬品市場 28~30年に3000億円突破

おはようございます!本日もよろしくお願いします。今日は少し天気が悪くなりましたが、蒸し暑いですね。娘はプールが始まったので、プールを楽しみに保育園に行っているのですが、今日はもしかすると入れないかもしれないですね。今日は午後からオフィス出社なので、天気が気になりますね。あまり雨が強くならないといいのですが。。。まあ家から駅まで10分くらい何とかできれば、オフィスまでは雨に当たらずにいけるので、いいんですけど、傘が意外と邪魔なんですよね。来週はお休みなので、頑張ろっと。さてさて本日は「製薬業界ネタ~中分子医薬品市場 28~30年に3000億円突破」です。

中分子医薬品市場

本日は新しいモダリティのお話です。以下、記事からの抜粋です。中分子医薬品の市場規模が2028年から30年に3000億円を突破する――。このような市場予測を富士経済がまとめた。23年から24年にかけて2型糖尿病治療薬・マンジャロや肥満症治療薬・ウゴービなど複数の製品が登場。23年の市場規模は2299億円(前年比4.5%増)、25年以降は毎年概ね1ケタ台後半の伸び率で推移し、調査最終年の30年に3284億円になると予測した。富士経済は、2~50のアミノ酸で構成されるペプチドを有効成分とする医薬品(=中分子医薬品)や、開発が進むがんペプチドワクチンを対象に市場規模を分析した。インスリン製剤やエリスロポエチン製剤は対象外とした。

GLP-1市場のこと?

新しいモダリティの中分子って私が研究所にいたときから話題になっていたので、いよいよ来たかと思いました。しかし、これってGLP-1の影響が大きいので、モダリティというよりGLP-1市場といった方が良いのかもしれません。とはいえ、環状ペプチドも含めたペプチド医薬でも、それなりの市場が形成されつつあるということはいいことだなと思います。確か、ペプチドリームも放射線医薬関連でノバルティスと大型の契約を発表していたように思います。新しいモダリティを日本の企業がリードできたら、日本の医薬品業界の活性化にもつながるのではないかと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ずいぶん長く時間がかかってしまったのは、何がボトルネックだったんでしょうね。製剤化は抗体も含めて、もっと難しいものもありそうな気がします。機能性のペプチド自体も昔から知られているものもたくさんあったように思います。結構、不思議な話だなと思ったりしました。案外、見過ごされていたものが見直されるってこともあるのかもしれませんね。実際に市場があるって分かると投資も集まるって話なのかもしれないので、これからのペプチド創薬に期待したいなと思いました。ではでは、また!


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