見出し画像

#363 補助金頼みの事業が終わらされて怒る人々

おはようございます!昨日は朝からグローバルチームと会議を行い、久しぶりにオフィスへ行きました。久しぶりにチーム全員と対面でディスカッションできたことが良かったです。対面では熱量や文脈がより伝わりますし、コミュニケーションの質も高まります。しかし、在宅勤務の利便性もありますので、ハイブリッドモデルが私には適していると感じます。それぞれの良い点を活かしていきたいと思います。さて、本日は「補助金頼みの事業が終わらされて怒る人々」についてです。

姫路文化祭が廃止・・・

西野さんの少し前の配信の内容です。これはエンタメ業界の話ですが、我々にも関係があると思い、共有します。兵庫県姫路市で長年開催されていた「姫路文化祭」が廃止されました。このイベントは70年以上続いていましたが、観客の多くは出演者の家族や友人で、地元の多くの人には知られていませんでした。文化祭は毎年1万人以上の観客を集めていましたが、出演者も5000人に上り、地域外の人をほとんど引き寄せていませんでした。姫路市はこのイベントに毎年約1200万円を投じていました。市の財政が限られている中、収益を生み出さない事業の削減は避けられません。エンターテイメント産業を継続するためには、集客と資金調達を学ぶ必要があります。補助金に頼ることは他人に運命を委ねることに等しいとされています。

薬価制度の議論にも似たところが・・・

これは、自分の事業を継続する上で重要な部分を他人に任せてはならないという話だと思います。製薬業界にも似た構図があるように思います。補助金ではないものの、薬価は自分たちで決められないため、ある意味、政府に依存しています。国民皆保険制度は素晴らしいですが、そのためには薬価も制度でコントロールする必要があるのかもしれません。しかし、もっと健全な状態にできないかと考えることがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?やはり自分たちの責任で事業を成り立たせることの重要性を感じます。事業を継続させたいのであれば、集客と資金調達が鍵です。現在はコンサルティングというサービス業に従事しているので、これらは自分たちでコントロールできると思います。他人任せにせず、自分事として進めていきたいと思います。この観点で薬価制度の議論を俯瞰してみると、また別の視点から考えることができるかもしれません。それでは、また!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?