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#383 業界ネタ~28年医薬品市場予測

おはようございます!そういえば、週末、娘を連れて公園に行ったんですけど、既に梅が咲き始めていました。今年は、やっぱり早い気がしますね。今日もかなり暖かく、春みたいな雰囲気ですね。お昼休みには少し外に出て歩こうと思います。やっぱり春っていいですよね。近所の桜の名所的なところがあるんですけど、川沿いに桜が咲いていて、川沿いの道に出店がたくさん出るんですよね。早く花見がしたいものですね~楽しみです。さてさて本日は「業界ネタ~28年医薬品市場予測」です。今日は業界ネタです。

28年医薬品市場予測、新薬プラス、長期収載品は大幅マイナス

2028年の医薬品市場の予測のお話。以下、記事からの抜粋です。IQVIAの情報研究機関であるIQVIA INSTITUTEは1月29日までに、医療用医薬品の国別の市場規模予測をまとめ、日本の2024年~28年の5年間の年平均成長率はマイナス2%~プラス1%になると予測した。新薬群の5年間の年平均成長率は1.3%前後で推移する一方、毎年改定の影響で特許切れ後の市場は大きく縮小し、28年まで国内市場はほぼ横ばいで推移すると分析した。28年時点で、日本は、米国、中国に次ぐ第3の市場を維持することも予測された。日本の市場規模予測は28年に840億ドル~1040億ドル。28年まで5年間の年平均成長率をマイナス2%~プラス1%の中間値となる“マイナス0.1%”で推移するとした場合、新薬市場の5年間の年平均成長率はプラス1.3%、長期収載品市場はマイナス8.6%、後発品市場はマイナス0.4%になると分析した。

日本市場はある程度、持ち直したか?

医薬品のカテゴリによって、成長率に差が出てきていますね。新薬はプラスですが、長期収載品と後発品はマイナスになると。特に長期収載品のマイナス幅が大きくなるということです。新しい薬価制度になって影響の出方が変わってきているのかなと思いますね。あと昨年、別の統計ではドイツに抜かれるってお話があったと思いますが、こちらでは日本が3位に留まりそうとのこと。為替の影響もあるので、この辺の値はぶれる可能性もあるとは思いますが、新薬メーカーにとっては、日本はまだまだ大きな市場と言ってもいいのかなと思います。少しでも日本に投資してもらえるようにこの辺の情報も合わせてしっかり海外に発信する必要がありそうですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?日本市場は厳しいという話が多かったと思いますが、少し持ち直したのかなと感じました。薬価制度の部分は大きいですね。これで新薬に関してはしばらくは投資してもらえる市場に残れたのかもしれないなと思いました。一方で長期収載品については完全にマーケットが縮小していくので、日本の中堅クラスのメーカーにとっては大きな逆風になりそうです。新薬への投資を促すためと考えるといたしかたないと思いますが、新しい方向性を模索するタイミングに来ていると思いますね。ではでは、また!


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