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今年の夏の外の植物はヤバかったですね…。

久々の植物回ですね。何で植物の話をここ最近あまりできなかったのかというと、今年の夏がクッッソ暑くて、普通に生育不良になりかけてヤバかったからです。ようやく暑さが落ち着いてきたっぽい…!

しかし正直に言うと、この夏はだいぶ枯らしました、アガベ…。暑すぎて根っこがダメになる展開だった。主にその辺りについて語っています。



暑すぎて夜間の気温が全く下がらないから、ずっと鉢の中が暑い。


もうとにかく、今年は異様に暑い、現在進行形で暑い…。残暑というよりいまだ暑中ですよ、9月も終わろうとしてるのに。昼間暑いのはまぁ仕方ないとして、問題は夜も変わらず暑いことなんですよね。

これまでは、真夏に水やりする時には「陽が落ちたら氷水」で何とかなってたんですよ。昼間カンカン照りでも、夜に鉢の中の温度が下がれば、カリッカリの水はけな土にしてるのでわりとすぐ乾いて、また次の日昼間またカンカン照りでもいけてた。

けど、今年は連日熱帯夜で。冷えた氷水でも昼の熱を冷やしきれず。夜も暑くて根っこが煮える→カンカン照りでますます次の日も煮える、みたいな感じで、だからって水を全くやらないと干からびて弱るわけで。

春に子株を植えたり植え替えしたりで、夏・秋に根を成長させて、冬は室内に入れるなりで維持にとどめる(最近はライトで育成)…というのがベランダなど外で育てるためのルーティンだったわけですが。

今年は春から結構暑かったよね。ぶっちゃけ。だから植え替え後の株、特に子株は根が育ちきる前に直射で死にかけてましたね。なので、ヤベーと感じた夏の初めで子株は室内管理に切り替えて何とか持ちこたえました。で、今は持ち直して比較的元気そうです。

で、その時点で大丈夫そうな中株は外管理のままにしていたわけですが。一部はヤバすぎて1週間くらいでみるみるうちに弱って蒸れて枯れましたよね。しょんぼりだよ…。

歴戦の奴だけ生き残っている…。それはやっぱりパラサナとか、雷神系とか、パリー系とか、比較的昔からの日本に根付いている普及種の方が、より暑さにも強い気がします。ただ、それでもさすがに生育鈍ってる気がする。

あと、アガベ以外、セダム系あたりもわりとお亡くなりになってるね。多肉系は一部の奴だけギリギリ生きてる。姫秀麗とか火祭りとかクラッスラ系。こいつらは真夏も真冬も野ざらしでいけてしまう(いくらか死ぬけど復活はできそう)と証明されてしまったので、いついかなる季節でもそのまま外で頑張ってもらうぜ…。グリーンネックレスはダメかと思ってたけどギリギリ生きてる。暑さより寒さの方が苦手かも?

セダム、かろうじて残存。
火祭り。安心安定の強さ。
意外と強かった赤ちゃん。
姫秀麗、傷みはしたけど数の暴力でリカバリー可能。
意外と真ん中大丈夫そうなんだよなぁ。
クラッスラ、ほぼノーダメージ。
グリーンネックレス、水吸ったのでぷっくり。

もはや日本伝統の真夏の水やり方式が通用しなくなってしまったのか…。少なくともうちのベランダでは、お外でアガベ育てられない夏になってしまった…。完全室内オンリーしかないか…。

いや、夜に鉢が冷えれば何とかいけるのなら、夜は室内に移動+水やりから数日だけは室内で保護で、何とかいけるんだとは思う。でも数が多すぎて毎日全部を移動するのは無理だ、なら完全室内のが絶対に楽だよね。

来年の夏どうしよう…。いや冬場は毎年室内管理だけど、通年完全室内管理ってなると、本格的に棚増やしてライト増やして猫避けのすだれを設置して…などと、また大変なことになってまうね…。


そんな生き残りのみんなのうち、比較的元気な奴らをご紹介。


チタノタ白鯨。

こやつは春に植え替えてからしばらく外に置いていたのですが、意外と暑さもものともせずピンピンしていた…。ちゃんとしたところから買った白鯨の、昔からあるタイプのやつだから、日本の気候に対応しきれるのかもしれないです。

少しアップにしてみる。

この子、他の白鯨の子と比べてもすげー爪がヒョロッと長細いんですよ。中株だからか固有の特徴なのかは分かりませんが。美人~。

王妃カブトガニ錦。

この子はもう死ぬのかな?ダメかな?とここ数ヵ月諦めかけてたけど、放置してたら根っこが出てた。謎の回復を遂げつつある…。人生、諦めて何もしない、が最良の方法の時もある…。

↑の子株ちゃん。

ちなみにダメになりかけた時に子株がいて、その子は今こんな感じです。ちょうど比較的水はけ悪い土しかなくてコケ生えてるけど元気です。

スナグルトゥースちゃんの異様に白い子株。

あと、このスナグルトゥース子株はライン1本分しか緑のところがなくて、死ぬのかな?生きるのかな?と植えてみたら根付いているのですが、枯れてるように見えて生きてますね。たぶんあんまりにも葉緑体が無さすぎて光に弱いのかも。もう少しライトから離してみようかな…。

スナグルトゥースの親株。

ちなみに親株はずっと虫にやられています。いっそ切った方がいいのかな…と思いつつも放置。まだ虫いるのかなぁ…だいぶ前からちょこちょこ薬やってるんだけど。

パラサナミートクローのブルー。

パラサナはわりと好きな品種なんですが、このミートクローのブルー、たぶんミートクローの青っぽいやつなんですが、これは変な感じになっていてですね。いつの間にか双頭になりつつある…というか、画像上部の枯れたところも芽で、そこが枯れたら今度は黄緑のところが発達してきたという。一体どうなりたいんだ、お前…。

分からないので春に一回り大きな鉢に植え替えた後は水だけ与えてひたすら放置しています。

パラサナのスノーグローブ、何故か2個ある。
何の変哲もない普通のパラサナちゃん。

パラサナは普通の変哲もないパラサナの子と、あとはスノーグローブもいるのですが、いるのに、持ってない気がしてまた今日新しくスノーグローブ買ってしまった。右の青みが強いのが既に持ってたやつで、左側の緑っぽい大きい方が今日買ったやつです。全然顔違うからうっかり買ってしまったよね。

レッドキャットウィーズル実生選抜極裏刺。

あとパラサナのスノーグローブちゃんと一緒に今日買ったのが、この子。チタノタのレッドキャットウィーズルの実生選抜の裏刺ある子です。

ええー、いかつーい。買う~!ってなって買いました。レッドキャットウィーズルも、ゴリ猫と呼ばれる奴を入手しているのですが、まあ、これ見たら買わない選択肢なかったですね。

実生はね…種から育てることなんですが、大量の数入った種を買うことになるため、自力ではやらないと決めたんだ。山分けできそうな植物仲間も近所にいないし。選抜で店に来たのを、気が向いたら買う。50粒入りの種を買って50粒植えてみたら、下手すると全部発芽して50の苗になる可能性があるわけで、そんな広い置き場我が家にはないからね…。10苗でも突然増えたらつらそう。まぁ種から育てるの楽しそうだけどね。

レッドキャットウィーズルのゴリ猫ちゃん。

ちなみにゴリ猫ちゃんはこちらなのですが、赤いです。水少ないかな…いや光が強いのか。

子株ゾーン、全体的に赤とか白くなってて光強いのかもしれん…と思ったので、ライト1つ減らしてみました。ひとまずこれで様子見します。あと子株だけ水やりも増やすべきかも…。

チタノタNo.1。
トゲトゲ部分ちょいアップ。

最後に、最近のチタノタNo.1。とても綺麗だよ…コロナ前後辺りから色んなチタノタのネームドが出てきたけど、やっぱりなんだかんだ清く正しく美しいよ、チタノタ伝説の始まりにふさわしい子だよ。君がNo.1だよ…。

というわけで、本日買ってきたものを見せびらかすついでの植物記事更新でした。そろそろ暑さ落ち着いてくれ…!



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