敢えて言おう。在宅ワークのドレスコードは「逆に」高いと思うのだが
在宅ワーカーと無職、見た目は区別がつかない問題
在宅勤務でいくら良い仕事をして稼いでも「俺はフリーランス!何者にも縛られず自由に働くぞぉ!」とばかり金髪スウェット姿で平日昼間から役所や銀行に行き、ついでにコンビニに行ってレジ袋を持った帰り道のマンションのエレベータ待ちで、ご近所の人や管理人に「いい歳してこの人無職?」と思われてしまう問題は、フリーランスあるあるですし当事者にとっては深刻で面倒な問題です(経験者談 :自分)。
この問題、要は「人は見た目が9割」説
経験者の私の考えではこの問題、おそらく9割は外見です。
在宅ワーカーの自由すぎるスタイルがどうしても「人は物事の9割を見た目で判断」の典型例に該当しますから、入居時のご近所への挨拶やマンションの管理組合の会合で「私はフリーランスITエンジニアで在宅勤務なのです」といくら主張しようが聞いてない人はそんな事知らないので、ご近所の視線は冷たく状況はたぶん打開できない。
そこで考える。在宅ワークのドレスコードは「逆に」高いのだ
しかしこの問題解決、技術や経験と関係なしの外見の問題だからすぐ実践できるのです。
コンビニに行くときに別にキメ過ぎる必要はなんですが、レストランや冠婚葬祭と同じくドレスコードがあると考えるといいと思うんです。
「ドレスコード」をググると時間帯や場所、場面などにふさわしいとされる服装のことと書いてあります。
これがふさわしくないので「この人…何の人??」と見られるのです。
そして会社員の休日よりもフリーランスの平日のほうがドレスコードが高い。
チェックするのは黒服じゃなくてマンションの管理人や近所の住人だと変換して考えよう。
室内では部屋着やパジャマやパンツ一丁だったら、外に出るときどうせ着替えるので、それなら怪しいやつより知性あふれるITエンジニアに変装しよう!
それっぽく変装するにはカジュアル見えを排除する
カジュアル見えの排除の置き換え例は、季節感を抜きにすると…、
・フードの付いたパーカー → ジャケット
・派手な色物や柄物 → 無地またはストライプの黒グレー白
・Tシャツ・トレーナー → 襟付きシャツ
・スウェットパンツ、短パン → スラックス見えするパンツ
・サンダル → 上記の服装に合うレザー見えするスニーカー
・色付きレンズの眼鏡 → クリアレンズの眼鏡
・フリースや縫い目の出てるダウンジャケット → ステンカラーコート
のような感じかと思われます。
ネクタイとか窮屈なものを我慢する必要は無いのですが、とにかく「見える」だけでいいので、本革の靴じゃなくてもいいし、スラックスに見えるけどウエストにゴムの入ってるストレッチ素材でも黒のジーンズでもOK。ジャケットも同じくストレッチ素材で。
このくらいやれば茶髪くらいはOKだと思います(経験談:自分)
超具体例:ユニクロで例えるとこんな感じ
参考になるのか微妙ですが、みんな大好きUniqlo商品の例ですと、ざっとWebサイトを見て
・コンフォートジャケット(黒かネイビー)
・スマートアンクルリラックスパンツ(黒)
・ファインクロスコンフォートシャツ(白x青ストライプ、白またはグレー単色)
・寒いときはハイブリットダウンコート(黒かネイビーでフードは外す)
、、、な感じです。全部持ってるわけじゃないので、買うなら店頭で実物のご確認を!また全部これじゃないとダメとかいうほど自分も上級者じゃないので、ご予算や個人のお好みで調整を。
そのまんま打ち合わせくらい行けるし、なんとなくの清潔感と仕事してる風に見えればいいんですよ!見えれば(笑)
ご近所の目がなぜだか「むむ!怪しいやつ」的な警戒心が無くなります。
というわけで、ドレスコード突破作戦で快適な在宅ワークライフをお過ごしください。
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