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【デジタル業務改善】システム思考その3

自分で考えることのできる範囲でいきたいですこんにちは。

格闘技業界のシステム化思考

かの嘉納治五郎氏は、それまでの柔術の「修行の中で自ら気づきなさい」「技術は習うのではなく盗むものである」という時代のなかで、柔術をシステム化して「こうすれば相手はバランスを崩して倒れるから投げ技がきまる」「こうすれば締め技は外れない」等々、システム化することで天才の達人でなくても体格に恵まれなくても武術を学べるようにして「柔道」を作ったという話が好きです。

この場合の目的は「決まったルールで相手を投げる、締める」という要件定義の最適化なので、必要な道具も柔道着でいい。
「なんでもいいからただ勝てば良い」という要件だったら、マシンガンを作ったり、戦車を作ったりしたほうが最適の場合もあると思う。

システム化といえばIT業界ですが...

ITのシステム化でも、この柔道のような要件に対するスマートさが無いものが気持ち悪いです。
端的に言えば「柔道に勝つために戦車を購入します」みたいなの。理由は予算規模で戦車が買えるから。駄目ですよねえ。でもありますよねえ。
現場からは以上です。

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