性の不一致について真面目に考える
男女の飲み会でのひとコマで実に興味深い話題が出てきた。
夫婦間の性の不一致についてだ。
全く何のストレスもなく不満もなく日々大満足という方は回れ右で頼む。
性の不一致とは
そもそもなんぞや、と。
性の不一致にあたる主な事象として
①性交渉拒否(レス)
②性交渉不能
③頻度の不一致
④異常性癖
などがあげられるそうだ。
そして上記のような理由により夫婦関係がうまくいかないことを性の不一致と一般的に呼ぶらしい。
へぇ〜。
性の不一致は離婚理由になり得る
現実として性の不一致を理由に離婚に至る夫婦も少なくない。
仮に①性交渉拒否の状態が長期間続いた場合、双方が拒否なら何ら問題はないがどちらか一方の拒否の場合はもう一方が心身ともに不満を抱くのはいたって当然のことだ。
その場合、拒否される側はどうしたら良いのだろうか?
外で済ませてもギャーギャーピーピー言われないのだろうか?
一生このままなら離婚したいと思うのは致し方ないことだろうか。
たかが性生活、されど性生活といったところだろう。
よく離婚理由として「性格の不一致」や「金銭的DV」などが挙げられるが、性の不一致だって本当はもっと多いのではないか?と私は思うのだ。
仮に性の不一致が理由で離婚しても公に「性の不一致が理由です。」とは言いにくいし、性の不一致が離婚の決定打とはならなくても他の理由と重複して不満があった人を統計に入れたらかなりの数になるのだろうと思う。
潜在的性の不一致を掘り下げる
例えばセックスレスにも該当しない、機能的にも問題がなく異常性癖でもない、だけど不満があるという場合はどうなのか。
わたしは至って真面目にこの話をしているので生々しい表現はしないが、片方に事後満足感や幸福感のない状態が長く続いてるとしたら。
離婚するほどではないけれど、「私一生この人としかしないんだよね…?」と不安になっている女性が仮にいたとしたら。
どうすりゃいいのよ?
実は私、毎回満足していません。と打ち明けて相手の努力に望みをかける?
いやいや、そんなこと言ったらプライドを傷つけてしまうかもしれない。
かと言って浮気なんてできないしする気もない。
プロに依頼する…?
噂では女性専門の風俗もあるらしい。
でもやっぱり未知の世界だし、男性と比べて敷居が高い。高すぎる。
それはもう最後の砦だ。
生きるか死ぬかの時だ。
なーんて日々悩んでる人は、実は1人や2人じゃないと思うんだよね。
男と女の脳の違い
そしてさらに興味深いのがここでもまた、いや、この話題こそまさに男女の脳の違いが顕著に出ると感じている。
夫婦ではない男女において、性交渉と恋愛感情の相関図があったとしたら男性はセックスをゴールに設定し(みんなじゃないよ)女性はセックスがスタートになる人が多いように思う。(みんなじゃないよ)
どういうことかというと
男性は「この人としたい」と思い相手にあれこれアクションを起こしたり、「あわよくば」という気持ちがゼロではない状態で意中の女性と接するのに対して
女性はそれまでなんとも思ってなかったのに、行為後好きになってしまうという。
むしろ好きになってしまうから付き合ってない人とは行為はできない、と考える女性もいるそうだ。
ここで男女の攻防戦が繰り広げられている。
(※全て私調べ)
ちなみにごく稀にすこぶる性に奔放な女性も存在するし、ワンチャンを狙わない男性だってたくさんいる。
それは分かった上で進めるよ。
そして何らかのハプニングで行為が執り行われた後も、目標を達成した男性と恐れていたことが現実になってしまった女性とではまた更に双方の感情の相違が生まれてしまうことは想像に容易い。
そんなすれ違う男女の脳の違い、特に女性の心情をよく表現してるなぁと感じるのが「シンデレラボーイ」という曲だ。
“シンデレラボーイ”考察
まずこの曲は女性目線で歌われている。
歌詞を抜粋しながら私なりの考察をしたい。
ふむふむ、男のカラダは(女より)単純と歌われていますね。
つまりはそういう意味ですよね。
これは事後でしょうか?
あたしは腕の中で泣いてるんですよね?
そしてわかってるのに気付かないふりをしてタバコを吸うなんぞ…なんて悪い男なんでしょう。
ここで一つの仮定が生まれました。
セ◯レなんじゃないか?と。
あたしはこの男に遊ばれているのではないかと思うんです。
仮にあたしが愛する彼女だとしたら、腕の中で泣いてる彼女に気付かないふりなんてできるんでしょうか…
おやおやおや?
8時にバスタオルをかけたそうですが、これは朝の8時ということで良いのでしょうか。
“またカラダ許してしまった”のに“部屋にはひとり”。
うーん、、お相手は帰ってしまったんですね。
“カラダ許してしまったな”という表現から察するに、自分の望んだ行為ではなかったのでしょうか。
またここで仮定をぶち込みますが、
カラダを許してしまった相手は気づかないふりをしてタバコをつける彼とは別人の可能性があるということです。
怖いですよね。
完全に個人的な見解としては、本命(タバコ)の男に愛してもらえないあたしが間に合わせの男(バスタオル)とやっちゃった、って話なのではないかと思ってしまいます。
理由としてはこの直後に続く歌詞
腕の中で泣いてたあたしが、
急に平気そうになるんです。
この歌詞で私は「あ、やったな。」と。
男(タバコ)の傷を男(バスタオル)で埋める。
一部の女性にありがちな行為です。
その後に続く“嘘くらいせめてちゃんと上手につかなきゃ”の嘘が“あながいなくても平気”に対するものだとしたら、単純な吹っ切りと理解しますが、連絡はたまにするあたり未練が伺えるので違うかなぁと。
しかもその後“死んで”って言うんですよ。
最初聞いた時は聞き間違いかと思いましたが、歌詞を確認すると“死んで”と書いてあったのであたしは死んで欲しいほど気づかないふりをするタバコに惚れていたのでしょうね…。
長くなりました。
この曲では女性の心情しか書かれていないので男性側の心情はわかりませんが、きっとこの歌詞に共感できるのは男性よりも女性が多いのではないかと思います。
ただただ女性の心情をよく表現していると感心しています。
逆に男性はこの歌詞を見て何を思うのかとっても興味深く、夫に聞いてみましたが、聞く相手を間違えたようです。
感情が欠落気味の夫からは「ビッ◯の歌。」との返答しかありませんでした。
元々歌詞とか興味ないから聞かれても困るとのこと。
誰か、私と歌詞を語り合わない??
婚姻関係中の性に関する悩み、多くの人は人に話せずに1人で悩んだり悲しんだりしてるんだろうなーって思うの。
解決策なんてないのかもしれないけど。
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