岩沢兄弟の工房にあるものづくり機材(アナログ編)
こんにちは、岩沢兄弟です。
前回「岩沢兄弟の工房にあるものづくり機材(デジタル編)」をnoteで公開したのですが、今回はその続編として、手動でつかう工作機械たちをアナログ編として紹介してみようと思います。ひとつひとつの機材紹介は、兄・ひとしがお送りします。
1、静音インパクト
名前:HiKOKI コードレスインパクトドライバ
まず、電動工具の定番ともいえるこちらから。インパクトですね。でもこれ、普通のと違うのは、とにかく、音が静か!普通だったら「ダ!ダ!ダダダッ!!」みたいな音が出るけど、これは「ととと・・とと・・・」くらい。夜でも気にせず使える。
2、ボール盤
名前:SDP-300V
続きましてはこちら。ボール盤は、正確に穴をあけられる工作機械です。学校の工作室にもあったりしたかな。とにかく、真っ直ぐな穴が開けられるのが素晴らしい。手持ちのドリルで穴を開けようとすると、どうしてもブレたりするけど、これを使えば「軸のズレもない、ドリルビットサイズの穴が開けられる」から、プロトタイプの精度が段違いによくなる。
3、ディスクサンダー
名前:プロクソン DS250
ヤスリも、いい機械があるかないかで作業品質が格段にかわりますね。ディスクサンダーは、ヤスリ部分のベースがアルミのディスクになっている電動工具です。スライドソーなので45度に切った物をさらに精度を詰めていく事が出来ます。手前に付いてる定規で角度を設定でき、ヤスリのベースがアルミだからできる技です。45度にした木をピッタリ合わせて額とか作れますよ。
4、コードレス丸のこ
名前:HiKOKI C3605DA
丸のこは、材料を切るなに必需品ですね。寸法通りに大きな板を割く時などに使います。特に、コードレス丸のこは、一度使い始めるともう戻れない。お値段張りますが買って良かった…愛用してます。
5、スライドソー
名前:MAKITA LS0613FL
同じ長さで切ることができる。スライドソーは刃が台座にセットされているので長さガイドを付けてあげると、丸い棒とかでも延々と同じ長さで切れる。あと、台座にくっついてるから電源つなぐだけで、パッと切れる手軽さも最高。丸のこまでは持っている人いるけど、ここまで持ってる人は中々いないんじゃないかな 笑 。とにかく同じ長さの物をつくりたいときは、スライドソーが便利。
6、ブロアー
名前:KIMO
その名のとおり、ボタンを押すと風が出ます。割と強い風がでます。機材の木くずを吹き飛ばしたり、事務所の掃除にも使えます。こういう単純なものほど、面白い道具開発の土台にもなりますよね。以前、モバイル泡製造マシンをつくってほしいという相談をもらったことがあって、その時はこのブロアーを使ってつくりました。
プロトタイピングと道具選びについて
思いついたものを形にするときに、アイデアとして頭に浮かんだけれど、何かに残さないと消えてしまいそうなときがあります。もちろん、メモやスケッチにして残すわけですけど、「作ったほうが早い」とか「雑にでも作らないと何かが変わっちゃいそう」という時に「さっと作りたくなる(面倒くさい気持ちにならない)道具」という視点で機材を選んでいます。
もちろん、モノ・道具には所有する喜びもあるわけですけど、さっとメモが取れる紙とサインペンみたいな延長線上にある機材たちの紹介をしてみました。
岩沢兄弟
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