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棚も「空間を使い倒す道具」としてとらえ、目的に応じて工夫できる度を設計するのが岩沢兄弟流。

こんにちは、岩沢兄弟です。

普段からオフィスや公共空間なんかの空間デザインをしている私たちですが、大小問わず、わりと家具を中心に空間づくりをしていくことが多いんですよね。今月はたまたま「棚」だけで空間リニューアルするお仕事が2つほどあったので、ちょっとご紹介。

1つ目は、『WIRED』日本版前編集長の若林恵さんが仲間と始めたコンテンツレーベル「黒鳥社」。彼らが運営する、イベントスペース「黒鳥福祉センター」に本棚を納品してきました。

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黒鳥福祉センターの壁一面にピッタリ収まる設計に。素材は黒い鉄!鉄製のいいところは、木製よりも小口を細く設計できることに加え、磁石もつくので使い方次第でいろんな遊びができるところ。配信スタジオとしてもよく利用されているようなので、イベント内容に応じた「背景画像」としてレイアウトも遊べるかな〜と。

また、木製はビス止めをバラして再度組み立てることが難しいので引っ越しの際にだいたい廃棄になるのだけど、鉄製はバラして組み立てなおせるので再利用できます。雰囲気も黒鳥社にぴったり。

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(撮影:若林恵)

ちなみに、どうやら見学できるようです↓ ご興味あるかたは黒鳥福祉センターへ!

もうひとつは、東京都江戸川区西葛西にある東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)FabCafe Tokyoと協働で、専門学校内に新たにFabスペースをつくりました。FabCafeが機材選定を行い、岩沢兄弟が機材設置するための棚を製作。

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設置予定のFab機材が全部いい具合に置けて、かつカートリッジや加工素材など、それぞれの機材に必要となる備品が片付けやすい・出しやすいような収納エリアもある棚を目指しました。

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(撮影:いわさわたかし)

全部キャスターをつけているので、必要に応じて自由にレイアウトが変更できます。ちなみに今回制作した収納ボックスは、紙製。軽いので可動性も抜群です。

「棚」にしてもなんにしても、岩沢兄弟にとっての家具は、その空間の目的に応じて使う人自らが工夫できる「空間を使い倒すための道具」という感じなんですよね。

というわけで、今月も2件納品が終わったし、これから新しい案件もまたどんどんうけていきますよ!

「新しい働き方に合わせたコミュニケーションスペースをつくりたい」「サテライトオフィスを開設したいんだけど」「配信スタジオつくりたい」などなど。もやっとした段階からのご相談も大歓迎。目的によって、必要な空間のありかたも道具(家具)も変わってきます。一緒に考えてつくっていきしょう〜!

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