顧客に価値を与えているか ~つよつよSaaSエンジニアへの道~
つよつよSaaSエンジニアへの道のエントリー第1弾です。
すべての判断基準は「顧客に価値を与えているか」
SaaSの開発は日々判断の連続です。限られた時間の中で何をして何をしないのか。その時の判断基準として大切にしているのが「顧客に価値を与えているか」です。
例えばなにか新しい機能を作るとき、どのようなシーンで使われる想定なのか、どのような問題を解決しようとしているのか、顧客にとってどんな価値を生むのか目的を明確にすることでより多くのユーザーに使ってもらえる機能になります。
目的があいまいなまま作り始めてしまうと、想定と違う使われ方をしたり、顧客の課題解決につながらないためそもそも使われないという結果になってしまいます。
開発の優先順位をつけるのもこの判断基準に基づいて行っています。
開発のタスクは新機能の開発やバグ修正だけでなくパフォーマンス改善やリファクタリングといったものまで多岐にわたります。
エンジニアとしては技術的負債も返していきたいところですが、「顧客に価値を与えているか」という基準があれば、このリファクタリングはレスポンスを改善するのでやるべき、このリファクタリングは顧客に価値を生まないので今はやらなくてもいい、といった決断ができるようになります。
また、新しい技術を選定する場合にも「顧客に価値を与えているか」を考えれば、技術導入ありきではなくそもそも新しい技術を導入するべきかどうかというところに立ち返って判断することができます。
「顧客に価値を与えているか」をベースとなる行動指針として考えています。
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