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つよつよSaaSエンジニアへの道

SaaS界隈ではプロダクトマネージャー、カスタマーサクセス、マーケティング、インサイドセールスなどの方による良質なコンテンツが増えてきています。

ではエンジニアはどうでしょうか。

開発言語やフレームワークあるいはアジャイルやスクラムといった開発手法の話は多くありますが、顧客とどう向き合うのか、チームとどう向き合うのか、どのように優先順位をつけて開発しているのかといったSaaSのプロダクトを開発するエンジニアに特化した情報はまだそれほど出てきていないと感じています。

そこで僕なりのSaaSのプロダクト開発で心がけていることについて書いてみたいと思います。なお最初に申し上げておきますが、技術的な話はほとんどありません。

チームの規模について**

チームの規模によって状況や求められる役割が変わってくると思いますので僕が所属しているチームについて簡単に紹介をしておきます。

チームのメンバーは全部で10人ほど、そのうちの半分くらいがエンジニアです。エンジニアの中では僕が一番経験が長く、開発をリードする立場にあります。まだまだ小さなチームです。

プロダクトマネージャーと同じ目線で

SaaSのエンジニアとしてまず第一に心がけていることとして、プロダクトマネージャーと同じ目線で話ができるようにする、というのがあります。

SaaSのプロダクト開発で心がけていることについて考えてみたところ、技術的な面で意識していることはそれほどなく(強いてあげるならAWSはMulti-AZにしておくくらいです)どちらかというとプロダクトをよりよいものにするためにはどうしたらいいのか、強いチームを作るにはどうしたらいいのか、といったマネジメント面で意識している点が多いことに気がつきました。

これ、エンジニアじゃなくプロダクトマネージャーの視点を持てってことじゃね?と。

SaaSのエンジニアである以上、ビジネスサイドを無視して技術だけに向きあうというスタンスではいられないと考えています。チームが小さいうちは特に。でもチームが大きくなってからも絶対に外せない要件です。

僕たちのチームもプロダクトマネージャー、カスタマーサクセス、そしてエンジニアの自分と3人だけの時期がありました。プロダクトをよりよいものにしなければ、ユーザーにトライアルをしてもらってもその後の契約に結びつかないという危機感がありました。

プロダクトを成長させるのは技術ではなく市場のニーズです。

技術力はもちろんあるに越したことはありませんが、ビジネス視点を持つエンジニアでいたい、プロダクトマネージャーを助ける超強力な参謀でありたいと思っています。

顧客の成功、つまりプロダクトの成長というミッションを達成するため、今のチームのメンバー構成の中でどの役割を担うことが最も貢献できるか、を考えた時にそれがエンジニアだったというだけで、エンジニアという職業にあまりこだわりはありません。

プロダクトの成長、チームの成長に合わせて柔軟にポジションをチェンジしていければと考えています。

そんな僕が心がけていることをリストアップしてみました。

顧客に価値を提供し続けよう
SaaSのエンジニアはカスタマーサクセスの一環であると理解しよう
ビジネスモデルを理解しよう
・数字に興味を持とう
・エンジニア以外のメンバーとコミュニケーションをとろう
・成果を出すチームをつくろう

これらについて次回からnoteにまとめていきたいと思います。

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