日本に何故リニアが必要か

私が日本にリニアを今作っておくべきだと考える理由を説明します。



日本の少子高齢化、人口減少は停まりません。「日本の人口は何処まで減少するか」とググると「さらに中位推計において平成 67(2055)年の合計特殊出生率(TFR)は 1.26 と仮定さ れているが、以後合計特殊出生率が変わらないと仮定すると、「2105年の我が国 の総人口は 4,459 万人にまで減少する。」と言う驚くべき文章がトップに出てきます。約4500万人です。



こうなると、今のようにインフラを津々浦々に整備するなんて事は不可能です。4500万人の国家が今のGDPを維持出来るわけはないし、減少したGDPを日本全国にばらまくことは出来ません。



集中と選択は不可欠なのです。



4500万人ですから、一千万規模の都市5個にも達しません。東京、大阪、名古屋で3千万。あとは北と南の要衝に札幌と福岡を置くと、それで日本の人口が尽きてしまうのです。我が仙台も消滅します。



そう言う時代が80年後には来るのです。その時、国をどうするかを考えてこの80年、日本の政治は動かなければならないのです。



東京、大阪、名古屋、それに札幌、福岡を足すと、他は日本に人の住む場所は残らないのです。この5箇所を効率よく結ぶ方法、それがリニアだと言っているのです。80年後のことを考えています。



全部飛行機だけで結ぶのは無理があります。燃料効率が悪すぎる。全部新幹線では遅すぎます。東京―大阪3時間でも遅いのに、札幌―東京―名古屋―大阪―福岡をダイレクトに結ぶのに、新幹線は遅すぎるのです。だからリニアなのです。


従って、私の考えるリニアに駅は5個しかありません。北から札幌、東京、名古屋、大阪、福岡。以上です。途中駅は不要です。カーブも要りません。前述した各都市をそれぞれ直線で結ぶべきです。途中に人はいなくなるのですから。だから静岡がどうした、長野がどうしたなどと言うのは全部地域エゴだと言っています。そういう所は皆消滅するのですから。京都を通すか、奈良を通すかもどうでも良いのです。名古屋と大阪を一直線に結べば良い。



人口4500万人を効率的に統治するには、こうするしかないのです。

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