仕事で重要な思考、ビジネスモデルキャンパスを学んで見よう、その①「不」の意識【2021年最新】
事業を起こす、社内で企画を立案するのに、一体何をすれば良いのか?頭にはアイデアがあるのに形にできない。
頭の中のことを明確に他人に伝えなければ、何も始まりません!
今回はビジネスモデルキャンバス(BMC)についてお伝えさせて頂きます。
皆さんの頭の中にある閃き!革新的考え、イノベーションは私達の武器だと行っても過言ではありません。
現に多くのビジネスはベンチャーから立ち上がっているからです、逆に言うと大企業からはイノベーションは起きないと行っても過言ではありません。
例えば、アップルはガレージから始まったし、グーグルはレゴブロックのサーバーから始まりました。
では、コンビニを利用した新しいサービスを考えるにあたって、皆さんはどんなコンビニエンスストアを頭に思い描きましたか?セブンイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマートと様々な店舗を思い描いたことでしょう。
でも、この質問を伊藤忠商事の社員に問いかけると、十中八九「ファミリーマート」を思い浮かべる筈です、それは何故かと問われたら、ファミリーマートは伊藤忠商事の傘下にあるため、そこを外しては話が始まらないからです。
このように大企業には大きなジレンマがあるのです。
実は柵のない立場にいるほうが、自由な発想が出来るのです。
その立場に居ながらも、サービス設計をコンコンと詰める時間は無駄だとは思いませんか?
そこで、使うのがBMC、ビジネスモデルキャンバスなのです。
まず起業するときに考えるのは、どこかで需要と供給が成立していると感じているからでは無いでしょうか?ただこの需要と供給がずれていたら?ただの自己満足ビジネスだったら倒産してしまいます。
多くの人は「ここに飲食店を運営したら儲かるだろうな」なんて風に供給側の視点からビジネスを考えていませんか?
そうじゃなくて、需要があるかどうかを考えて、マッチしてでこそビジネスが成り立ちます。
実はあなたが何をやりたいかなんてどうでも良くて、お客様がそのサービスを望んでいるかどうかが大切なんです。
そこでこのような順番でビジネスを考えるようにしましょう。
①顧客セグメント(顧客は誰なのか?)
ここで間違えては行けないのが、ターゲットとセグメントの差です。
ざっくり言うとターゲットを絞ることはナンセンスなんです。
例えば、日本酒専門の居酒屋(セグメント)をオープンしたとしましょう。
その店のターゲットは30代の女性ですとなりました。
30代女性なんて、意味がないと思いませんか?
50代の男性が来ても良いと思いませんか?
実際、誰が来ようとお金を落としてくれれば、誰でも良いと思いませんか?
市場の中にあるニーズをセグメントします。
例えば、利便性、快楽性、価格、コスト削減など
自分の思い込みから作ったサービスを、顧客のニーズにマッチさせようろするから、いつまで経ってもマッチして行かないのです。
例えば、飲食店をその場所にオープンさせる時に一番、重要なことはなんですか?
味ですか?優れたマーケティング力ですか?内装ですか?確かに重要ですが、一番ではありません。
一番重要なのは【そこにお腹が空いている人がいるか】です。
ニーズが生まれるのは何かの「不」から生まれます。
なので、ここに飲食店を開いたら儲かるのような考えではなく、
ここには、このオフィスビルのサラリーマンのお腹を満たすお店が無いから、ランチ限定のお弁当屋さんを開くと良いとだろう、こういう考えに改めなければなりません。
ではこの「不」はどこにありますか?
「不」はどこにでもあります、人生は大きく分けて2つの側面しかありません。
プライベートの時間と仕事の時間ではないでしょうか?
このなかで、考えて行くといいのではないでしょうか?
今回は満員電車での出勤を不満に感じる事としてビジネスを考えて行こうと思います。
長くなりましたので、今回はここで終わります。
また次回をお楽しみに。
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