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●2/3●事業計画書を作ってみよう【2021年最新】

それでは、前回の続きをお伝えします。

当たり前の事ですが、スクリーンに投影して役員にお渡しする資料と私達、プレゼン者が持つ資料は違います。今回は🔴で分けます。🔴があるものは、スクリーン投影や相手にお渡しするものです。マークが内ものは、いわゆるアテンションページとして相手を惹きつける為に私たちが自分の手元に置くものです。

まずはアジェンダつけます、これがないと相手は迷子になってしまいます。

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では事業概要とは何でしょう?

予算を取る、投資を受ける為には儲かりますよと、数字で見せなければなりません。

事業概要.001

この場合は4年1Qを利益分岐点です、やる内容はロゴの利用権利の販売です。また初期コストが掛からないビジネスモデルです。しかも先行優位性があり長期的なニーズが保てるビジネスモデルです。これで、ある程度の上司や投資家の想像がつきます。

次に事業ミッションについてお話しします。

ここで必ずアンカーとなるAGENDAを入れてください、迷子にならない為です。

AGENDA 事業ミッション.002

事業ミッションは

事業ミッション(参考).001

基本的にここでは綺麗事を言っている感じです。

そしてまた、AGENDA・解決すべき課題の定義

AGENDA(解決すべき課題の定義).003

ここでアテンションページ

アテンションページ.001

みなさん、世の中で一番汚い人間って誰だか分かりますか?それは医者なんです。
ここで、聞き手の意識を集中させます。

次に課題定義

課題の定義(参照).001

企業と医師の間に裏取引がフィリピンでは横行しています。それによって人々の健康が脅かされています。ご存知の通り医者が処方箋が書いて患者が薬局に行って薬をもらってくる構造です。では、どのようにしてインセンティブのような悪しき習慣が出来たのでしょうか?それは医者の薬を紹介するMRという職種があります。このMRを介して医者のこの薬の処方箋を100枚書いてくれたら、枕営業、車や旅行、金品の授受が行われている事実があります。
医者はそのインセンティブ欲しさに、お腹が痛い患者に、頭痛薬を処方する事は珍しい事ではありません。このような解決すべき課題があります。

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では、その世の中の「不」、課題となるものが、どうしてそうなったのか?また、どうすれば解決出来るのか?知りたくはありませんか?と場を温めます。

アテンションページ.002

じゃ製薬会社のインセンティブを法律で厳格に取り締まれば良いのではないか?そう皆さんも思った筈です。でも違うんですよ、問題はそこにはありません。そんな事は国がとっくにやっています。本当の原因は別の所にあります。

課題の原因.001

では本当の原因は何でしょうか?
不正な処方箋は何で書かれるのでしょうか?
何で医者はインセンティブを貰っちゃうのか?医者は収入が低いんです、勿論、平均年収は高いものの、殆どの医者は個人開業医の為、家賃などの運営費を差し引くと、国民の平均年収と変わらない程度である、あと収入が不安定何です、家賃の値上がりに伴い、シェアクリニックとして開業している為、なかなか固定客が付きにくい現状にあります。収入が低い事、収入が不安定な事が原因でインセンティブに手を染める医者がいるのです。
また製薬会社にも「不」の要因があります、製薬会社はMR以外に薬を認知されるチャネルがありません、薬はTVのCMやSNSで宣伝広告が出来ません。なのでMR頼みになってしまう、故にスピード感が付きにくくインセンティブ商法を用いて医者に売ってもらうしかない、またフィリピン人は海外ブランドを信用していて、国内メーカーを下に見ています。
あとは消費者にも原因があります、医者から処方された薬をweb検索したとしても出てこないんです。情報が少ないんです。この原因を変えない限りはインセンティブ商法が無くならないんです。

課題の原因.002

何があれば解決できるでしょうか?収入が低くかつ不安定な医者に対しては、副収入の機会創出と安定収入の提供すればインセンティブがなくてもしっかりとした処方箋を書いてくれます、製薬会社にはMR以外にも医者の対して認知できる新しいチャネルを提供してあげれば、わざわざ枕営業要員を雇わなくても良いんです。患者・消費者に対しましては信頼性の高い情報を提供するサイトがあれば誤った薬かどうかチェックできる、このような課題解決方法があります。

では、どのようなサービスを提供できるか?

課題の原因.003

私たちは、製薬会社に対してブランディングと広告コストの削減を提供します。
医者に対しましては、医師推奨評価協会と薬の評価と引き換えに利益を提供いたします。
消費者には、唯一フィルタリングされた安心な商品情報だけを提供し、それによってサイトへのトラフィックが増加します。

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このまま、各当事者間のビジネスモデルを説明します。

ビジネスモデル.001

まずは、企業側がブランディング、販売戦略立案をしたら、サイトへの掲載を依頼します。それを医師会がサイト上で推奨したい薬だけ掲載する、推奨された商品にはロゴを付与するすると、その薬は商品パッケージや商品棚にロゴを掲載することが可能になる。そうする事で、その薬のブランディングが出来き、更に医師の推薦が見れる。

少し長くなりましたので、今回はここまでにします。次回をお楽しみに。


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