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※後半※9割の人が尻込みする新規事業の作り方、HOW TO編【2021年最新】

では、次回の続きから始めます。

簡単にですが事業の作り方は分かりました、ここからはしっかりとロジックを持って、事業を始める考えを深めてみようと思います。何故儲かると思ったのか、どうすれば商売が成り立つのか、どのような要素分解をしたのかを考えていきます。

では、こんな事業を考えたとします。
・プライベートジムを開業しました。(顧客に応じてカスタムしたメニュー)
・月額1万円で通いたい放題。(いつでも辞められるサブスクモデル)
・場所は麻布辺りで家賃30万円。(健康への意識が高い地域、富裕層が住んでいる、サラリーが高い職場も多い)

いかがでしょうか?集客で切れば、採算が取れそうでしょうか?
恐らく仲間内で商売の話をする時は、こんな感じで話をしているのではないでしょか?

では、このビジネスモデルの要素分解をしてみましょう。
こんな感じになります。

事業始めるロジカルシンキング(プライベートジム).001

まずは、売上って本当に上がるのかな?
1日12時間オープンするとして、1人辺り平均2回来店、80%の稼働率だとしても
月に34人しか来店しない計算になります。
逆に掛かる経費は人件費を30万円として家賃30万円、雑費・光熱費を5万円と計算しても65万円掛かります。となると毎月31万円の赤字になります。

こういう要素分解する考え方をロジカルシンキングを言っても過言ではありません。
売上の要素は何ののか?例えばコストをどういう風に分解されるのか?固定費と変動費があるんだなとかです。

まずはそれぞれの要素を考える事、これには正解も不正解もありません、みなさんも聞いた事があると思います「フェルミ推定」を行わなければなりません。

フェルミ推定(記入なし).001

フェルミ推定には正解はありません、利益をあげる為にどんな要素があるのかを考える事です。例えばランチで行ったラーメン屋で考えるのも良いかもしれません。料理を待っている間にスマホゲームをやる位だったら、レストランの客単価からランチの売り上げを考えて、営業日が月に何日稼働だとして原価●%の場合なんて感じで、メモ帳に書いて見るのもいいですよね?

こんな感じです。

フェルミ推定(記入あり).002

感覚ではなく数字で考える事で、どうすれば利益が残せるのかが理解できるようになってくるのではにでしょうか?

次にやらなければならないのが分析です。
事業を行うにあたって、どんな障害があるかを分析ししなければなりません。
今まではお店を作る前の話でしたが、これからはお店を作ったあとの話になります。私達にはどのような障害があるのでしょうか?またどうすれば勝ち続けられるのでしょうか?
例えば目黒区自由が丘にカフェを開店させたとします。
・自由が丘はカフェの激戦区
・渋谷区自由が丘は高級住宅地
・自由が丘は土地柄、新規来店者が多い
ざっくりとこんな感じで強みがあるとではないでしょうか?
では弱み何なんだろう?強みばかりではないはずです。

ここで行うのは3C分析になります。

3C分析.001

世の中のビジネスは3つの要素で出来上がっています。
・クライアント(顧客)
・カンパニー(自社)
・コンペティター(競合他社)
クライアントは自社を他社を比較し、自社と他社は差別化できる強みをお互い持っています。

ではそれぞれを分析していきましょう。
まずがクライアントの分析
・所得
・性別
・用途
・年齢
・家族構成
こんな感じでペルソナ分析をします。

続いて、その人が何を求めているのかを自社に当てはめる。
ここで使うのがSWOT分析です。
それぞれを書き出していきます。
・Strength・・・自社の強みは何だろう?
・Weakness・・・自社の弱みは何だろう?
・Opportunity・・・もっと売り上げが伸びるには認知させるにはの機会は何だろう?
・Threat・・・自社への脅威は何だろう?

次に競合の分析をします。ここで使うのは6P分析です。
・Profile・・・資本力、会社規模、従業員数、代表者、設立年月日。
・People・・・どんな人をターゲットペルソナにしているか?
・Price・・・価格帯は?プランやシステムはどんなものか?
・Place・・・立地や広告のチャネルをかくにんする、HPとか。
・Product・・・メニューの内容。実際にサービスを利用してみる。
・Promotion・・・どの媒体に広告を出しているか?

それらが出来たら、それぞれのCにはめて行きます。そうするとスッキリしませんか?何故なら、頭の中で整理が出来たいるからです。

今回はここまでになります、ありがとうございました。



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