映画を観まして/日記

先日、大好きな映画のリバイバル上映があったので観てきた

アバウトタイムという映画だ

すっごい幸せそうなジャケット

いかにも恋愛物って感じ

恋愛物なんだけど、少し変わってて、主人公の男の人の家は、一家の男全員 暗いところで念じるとタイムトラベルするという能力を持っている、そしてその能力を使って恋人を作るという映画だ

意外や意外、能力物だ

この映画はそんな能力を持った人物の人生の過ごし方の映画なのだ

僕はこの映画が大好きだ

僕の家は父子家庭なので、父との関係を描いた映画にめっぽう弱い

この映画もそうだ

当然お父さんもその能力を持っているし、息子も持っている その能力を持った2人の、家族との時間の使い方に思いっきり泣かされてしまう

本当に、本当にベタな話だが親孝行をしなきゃなぁと思う

30歳すぎて 金にもならない芸人やってて それを応援してくれている

優しい親父だ、誰よりも幸せになってほしい

僕は恋愛物というより、父と息子の映画としてこの映画が大好きなのだ

一緒に卓球をするシーンや浜辺を歩くシーン

この映画を観るたびに、この映画のシーンのように自分の子供の頃の親父との思い出を思い出す

一緒にゲームしてたなぁとか、俺がバスケ始めた時、喜んでたなぁとか 俺がバスケ辞めた時悲しそうだったなぁとか 芸人やるって言った時「なると思っとった」って言われたなぁとか テレビ出た時喜んでたなぁとか

すごくエモーショナルな気持ちになる


こないだ久しぶりに親父から電話が来た

弟が家を建てるという話だった

凄いなぁと同時に電話越しの親父の声が変わってなくて 穏やかで優しくて ちょっと泣きそうになってしまった

あと何回会えるんだろうという、ベタな考えを巡らせた

弟は子供が2人いるみたいだ

知らなかった

1人は知ってた もう1人は知らなかった

なんかこの辺も岩永家らしいなという感じだった お互いの事を全く話さない感じ

なんか別に離れてても大切に思いあっているという感じはある

俺に姪っ子が2人いるということは、親父も2人の孫のおじいちゃんになっているのか すごいなぁ

家族全員、幸せになってほしい

酒とタバコは控えてほしい

またどっかで一緒にバスケとかやれたら良いな

そんな事をアバウトタイムを観て思いました

サポッポ サッポポポ サッピンポパンポ(お金をください)