これから就活をはじめる学生に向けた3つのアドバイス
こんにちは。先日知り合いの大学3年生に、就職活動に関していくつかアドバイスをしたので、その内容を参考までにここにも記したいと思います。
ちなみに筆者が就職活動したのは10年ほど前になります。その時はITやコンサルティング業界を中心に約30社ほどエントリーして、最終的には4社ほど内定を得ました。
そしてその中の1つであった、外資系のコンサルティング会社に就職しました。
このような形で就活は相対的に上手くいった方だと思いますので、有益なことをここに書けるかもしれません。
とにかくまずは30社受けよう
先日知り合いの大学3年生にしたアドバイスの1つ目は、「とにかく30社ほどまずはエントリーしてみよう、面接を受けてみよう。」ということです。
就活においてとにかく数を打つのは、最も重要と言っても過言ではありません。
なぜなら、就活では数を受ければ受けるほど、面接に慣れてくるため、その分有利に働くからです。
また、就活は確率的に、受かることよりも落ちることの方が多いゲームです。このため、どんなに高学歴で優秀な学生でも、ある程度数を打たないと内定を得ることはできません。
優秀な学生でも数を打たなければ内定を獲得できないのに、この記事を読んでいるあなたが、少なくても30社ほどの数を打たないで内定を獲得できると思いますか?
他の就活生がたくさん数を打って面接慣れしているなか、数社しか面接を受けていない自分が、面接官により好印象を与えられると思いますか?
就活は少なくても30社を受けるまでは数を打てば打つほど有利に働くゲームです。だから特に最初は数を打ちましょう。
ただ、30社以上受けまくって、それでも内定を獲得できる気配すらないようなら、何か根本的に進め方が間違っている可能性があるので、一旦立ち止まって今後の方向性を考え直しても良いでしょう。
逆に言えば30社を受けるまでは、あまり深く考えても意味がないので、とにかく、たくさん、行動するようにしてみてください。
ESは最初から完璧は目指さず少しずつブラッシュアップしていこう
就活をスタートする時に最初の関門となるのはESの作成です。
このES作成を素早く完了できないがために、いつまで経っても就活をスタートできない就活性は多くいます。
そんな就活生に対するアドバイスになるのですが、ESは完璧でなくても良いので、中途半端な完成度でも良いので、雑でも良いので、とにかくまずは完成させましょう。
そして、その不完全なESでも構わないので、とにかくエントリーして面接を受ける工程まで就活を進めましょう。
ESは就活を進めながらブラッシュアップして、少しずつ完成度を上げていけば良いのです。
「ESの完成度が低いまま就活を進める」のは、「ESの完成度にこだわるあまりエントリーまで進めない」のに比べて、よっぽど立派なことです。
とにかく、ESの完成度は低くても構わないので、エントリー→面接して就活を前に進めてください。
就活を前に進めるなかで様々なフィードバックが面接官から入ってきます。
例えば、「面接時の感覚をもとに、自分の強みとしてESに書けそうなことは他にあるのかもしれない」であったり、「ESの表現をもう少し工夫したほうが良いのかもしれない」などです。
上記のような就活を進めるなかで湧いてきたアイデアを、少しずつ未完全なESに取り込んでいけば良いのです。
ESは最初から完璧を目指すのはやめましょう。ESの完成度を上げる時間で、面接をするようにしましょう。
面接で何か主張する時にはその根拠として自分の体験を話そう
面接おいて、例えば自分の強みなどを面接官に対して主張する時には、それを裏付ける根拠が必要になります。
面接で話すことを構造化すると基本的には「主張」と「根拠」の2つに分解できます。
後者の「根拠」は「自分の体験」を含めた内容にするようにしてください。
そうすれば説得力が増します。
また、自分オリジナルな強みや好印象を面接官に伝えることができます。
逆に「自分の体験」を含めた「根拠」でないと、ありきたりなストーリーになってしまいがちです。
この場合、面接官に軽薄な印象を与える恐れがでてきます。
具体的に面接の際に話せる「自分の体験」としては何があるのでしょうか?
代表的なものとしては「学生時代に勉強したこと」「バイト」「プライベートな趣味」の3つがそれに該当します。
上記3つのような、学生時代に経験した自分オリジナルなストーリを、面接で話す内容に含めることができれば、説得力・訴求力いずれの面においても他の学生と差をつけることが可能になりますので、必ず意識するようにしてみてください。
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