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Ableton Live9ノート その9-5 制作日記(Bassフレーズの打ち込み)

前回までのあらすじ

さて前回までにメインフレーズ、リズムパターン、Keyboradフレーズと徐々に楽曲の輪郭が定まってきました。次は楽曲の要となるBassフレーズを打ち込んでいくわけですが、ここで一旦休憩がてら、

曲の最終形について

イメージを改めて固めます。

常に「今回作るのはこういう曲」というイメージを持つのが大事なのですが、ここまで辿り着くのに様々なサンプルInstrumentsのプレビューを聞いているので、若干頭の中が飽和しがちです。

もちろん全てのフレーズがその楽曲の特性を表現しているのですが、Bassは特に全体の雰囲気が左右されてしまいますので、イメージを固めると共に、

どのフレーズを生かす(強調する)のか?

ということも踏まえて考えてみます。

今回の場合は元がサンプリングフレーズを生かすという前提があるので、比較的わかりやすいですが、これが空のLive setから作り始めるとなかなかハマりやすいポイントになったりするので、定期的にチェックする場面を設けます。

というわけで、今回制作している楽曲の最終形は、色々と思案した結果、

あまり起伏が激しくない、Instrumental(インスト)

にしようと思います。記念すべき一発目なのでアルバムのオープニングっぽい感じです。とはいえ全く起伏がないのも聞いている方も面白くないと思うので、そこには打ち込む際に注意しておきます。


また最近個人的に、

音やフレーズのバランス

に気をつけています。例えば全ての音色のアタックが強いと何を強調したいのかわかりづらくなりますし、フレーズの絡みで、音数が詰まり過ぎたり、不意にフレーズ同士の休符が重なって、唐突に間延びしたような場面になったりという違和感が発生する時があると思います。それを防ぐためにも全体のバランスを重視して作ってみましょう。

それとちょっとした小ネタですが、Bass(等の低音)は中央に配置しています。これは尊敬する先輩から教えていただいたことなので、かなり意識しています。それだけで大分楽曲の雰囲気が変わるので、ご自身の楽曲でも試してみてください。


というわけで、今回も動画を用意していますのでご覧ください。

Ableton Live9ノート その9-5 制作日記(Bassフレーズ打ち込み)

https://youtu.be/ShMNAtxhVus


だんだん楽曲が仕上がってきたので、次はここから少しスパイス的なものを加えて行こうかなと思います。

でわでわまたお会いしましょう〜!

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