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今までのキャリアと今後やりたいこと

初めまして!iwamasaです。
私は2014年からエンジニアとして働いています。
1993年生まれの2023年で30歳になる代です。

20代はエンジニアとして技術力を幅広く磨くことをしてきましたが、30歳になる節目に「本当に自分がやりたいことは何なのか?」ということを真剣に考えました。
今回はそんな私の今までのキャリアと今後やりたいことについて明記します。

今までどんなことをしてきたか?

Tech全般が大好きで、バックエンドを軸にフロント・インフラも触ってきました。
特定のプログラミング言語に対する拘りも無いので業務ではJava, C#, PHP, Ruby, Go, JavaScript(TypeScript)と色々と巡りました。

4,5年くらいSIer・受託系の会社にいたので当時は「コードを書いて自分が作った機能を実際にお客さんが使ってくれていると思うと嬉しいな」と思いながら仕事をしていました。

そんな中、「もっとこうした方が便利なシステムになるのでは?」と思った時に当時は2,3次受けだったり受託会社だったので提案することは叶わず、もやもやした気持ちを持ちながらも言われた通りにシステムを作り続けました。
(実際に先輩社員がお客様に提案をして「お前が決めることじゃない!!」と怒られているシーンを見たこともあったなぁ・・・)

サポーターズさんでのアルバイト

サービス終了してしまいましたが、2017~2018年頃にサポーターズColabの勉強会のお手伝いをさせていただきました。

スタートアップやメガベンチャーの方々と沢山お話しして、当時の自分では会話について行けないことがあったので凄く勉強になりました。
(当時はRedis?なにそれ美味しいの?だったなぁ)

サポーターズさんで知り合ったエンジニアの方々とは今でもたまに飲みに行ったり、一緒に仕事した仲間に会社のネットワーク工事をお願いしたりしているので本当に人脈って大切だなぁとしみじみ思っています。

技術書典7にて執筆を経験

高校からの友人と技術書典に参加して、今度は自分たちが書く方をやってみたいね!との話になったので執筆にチャレンジしました。

Re:VIEWと言う執筆ツールを使って執筆し、CIを使ってpushするとPDFに変換した資材を生成する仕組みを作ってみたりして工夫しながら作業しました。

張り切って沢山印刷しましたが、結局本は余って電子版の方が売れたので売り方についても学びがありましたが、楽しかったので結果オーライでした。

しばらく時間が経っているので、更新するかまた新たに執筆したいです。

Web系企業へ転職して

2019年の途中から旅行系のWebサービスをメインとしている企業に転職しました。

まず最初に今まで触って来なかったスクリプト言語のキャッチアップが必要でした。
入社前に「Ruby on Railsやって貰うから勉強しておいて!」と言われて必死に1ヶ月でキャッチアップし、いざ入社したらPHP×Laravelの業務に配属されたことは今でもいい思い出です😇
(元々JavaやC#をやっていてPHP7は似ていたのでなんだかんだで大丈夫でした)

業務に慣れた頃からは実際にサービスを使ってホテルを予約したり、他のサイトを見て「この機能いいな〜」「逆にここはうちのサービスの方が使いやすくて良いな!」みたいなコードを書く以外の視点が生まれてきました。

そんな中、コロナで旅行が厳しくなり別分野でのサービスを展開することになりました。

初めて一人称でのサービス開発を経験

事業的にはコロナで大打撃だったのですが、そんな中私にチャンスが巡ってきました。
探偵関連の新規サービスの立ち上げをPdMと一緒に二人でやって欲しい!との任命です。

エンジニアとしてのメンバーは私のみ、PdM、デザイナーの先輩と一緒に仕様を検討して0から新しいサービスを立ち上げました。

私はAPIの開発と管理画面の作成、インフラの構築を全て一人で行いました。(ユーザー向けの画面はフロントチームにお願いしました)

新規サービスは世の中に出るまでは一切売上が上がらないので、シビアなスケジュールの中でどこまで実現すべきか?どこまで運用を考慮すべきか?などを考えながら日々開発を進めました。
ローンチした時の達成感は今でもしっかり覚えています。

メンターを経験

Twitterを眺めていたところ、これからエンジニアとして頑張ろうとしている方を見つけたのでリプでちょっとアドバイスをしました。
とてもやる気に満ちていて応援したいなと思っていたところ、その方のメンターをすることになりました。

まずは教えるための環境を整えるためにSlackに招待し、日々の質問はSlackで答えつつ毎週土曜日にzoomで通話をしながらその週に困ったことをペアプロしながら教えました。
ペアプロはVisual Studio CodeのLive Shareがめちゃめちゃ便利でした。

ぶち当たった課題に対して答えを教えることは簡単ですが、その方が実際にエンジニアとして働く時に自己解決力を身に付けておかないと絶対に苦労するので私は直ぐに答えは教えずにどうやってその問題を解決するのか?といったアプローチ方法を伝授しました。

ex.)
ログを読みましょう
Qiitaも良いけど公式サイトをしっかり読みましょう
こんな感じで調べると見つけやすい
Stack Overflowなどの英語サイトも見ましょう!
など

その方は今では立派にエンジニアとして働いています。
たまに「ありがとうメンター」とか、「メンターに教わったことが仕事に活きている」とTwitterで呟いてくれるのでとても嬉しいです😊

副業を経験

メンターをしながらコロナでずっと自宅にいたのでその間にTwitter経由で開発支援のお仕事をいただきました。

本業で学んだRuby on Railsのスキル、Laravelのスキル、AWS上でのインフラ構築スキルを自己の力だけで実行するとても良い機会でした。

同じくTwitter経由で別の企業からもお仕事をいただきました。
今度はフロント(React)とバックエンド(Express)を同時に担当させていただきました。

こちらの企業ではただコードを書くだけでなく、働き方に関する学びが沢山ありました。

  • オンボーディングのやり方

    • NotionやREADMEの記載が素晴らしい!

  • プルリクエストの書き方

    • プルリクテンプレート

    • レビュー依頼前の確認事項

  • レビューワーの心構えや観点

    • このような視点でレビューしよう

    • このような記載の仕方にしよう

  • 心理的安全性について

    • Notionに明記されていてとても素晴らしいと思った

  • JIRAとGitHubの連携

    • 自動でタスクとプルリクエストの紐付け

  • チケットの書き方(PdMのお仕事)

    • ただ要望が書いてあるだけでなく、Whyの部分が書いてある

    • タスクじゃなくて課題として本質に向き合える記載内容

  • 副業メンバーに対しても1on1を実施

    • 困った時に相談しやすい!

    • 働き易さを追求してすぐ改善する姿勢(Slackの通知が多いことについて相談したら直ぐに対応してくださりました)

特に上記の太文字部分が本当に感動しました。
本業だけでは絶対に経験できなかったことなので、勇気を出してTwitterでDMして本当に良かったです。

結婚を機に転職

ある程度仕事がマンネリ化してきたタイミングでお誘いを頂いたので2022年8月に転職しました。

フロントメンバーが誰も居ない環境で一人でjQuery×Laravelで作られたシステムをReact×Laravelにフルリプレイスしてよりスピーディに開発できる環境を整え、入社二ヶ月で表彰されました。

モノリシックな開発だとInatia.jsがLaravelとReactの連携がし易いのでとても便利でした。

この辺りから漠然とですが私は「プロダクトとしてどうあるべきなのか?
どうすればユーザーが使い易くなるのか?」といったことを考えながら仕事をすることが自分の中で一番やりたいことじゃないかと自覚し始めました。

実際に上記のフロントのお仕事をしている時もPdMに画面構成について提案しながら仕事をしていてとてもモチベーション高く仕事ができました。
(提案してその方がいいね!とか言って貰えると嬉しいですね)

会社の状況が変わってフロントのお仕事が無くなり、社内システムの開発に転属したのでそこからは上記の提案が全くできなくなり、言われた通りに作るだけの状況になりました。
(勿論、コードレベルでどう書くべきか?的な議論はできますが)

初めは前向きに「今はコードをしっかり設計してスケールさせることを覚える段階だ」と思いながら働きましたが、やはりずっとモヤモヤが溜まっていたので社長と上司に直談判して自分がやりたいことを伝えました。

  • 技術は大好きだが技術を駆使してビジネスやプロダクトを実現したいこと

  • コードを書くだけではなく、プロダクトとしてどうすべきかを話し合いながら実現に向けたアクションを取りたいこと

    • そもそもコードを書かなくても実現できることだってある

    • 実際に使う人が便利になることが1番の目的だと思っている

相談した結果、「君はPdMになりたいのか?」と言われたり、「iwamasaさんにはただタスク渡すんじゃなくてどんな目的でやっているのかを伝えないとモチベが下がる人だから伝えてください」みたいなことを言われました。

正直、「エンジニアがビジネス・プロダクトに寄り添っちゃダメなのか!!!」と思いました。

ただ、今思い返すと確かにPdMになるということは考えていなかったのでその選択肢もあるなぁと思ったり。

今後やりたいこと

前置きが長くなってしまいましたが、今まで明記して来なかったのでしっかりと宣言します。

  • ユーザーに寄り添って本質的な課題解決方法を考えながら仕事がしたい

    • 自分が決める立場になりたいというわけでは無くて提案しながら仕事がしたい

    • 作ってもそれが意味の無いものだとダメだよね!

    • エンジニアならではの視点だってあるはず

  • 特定の技術に囚われずにさまざまなアプローチから提案がしたい

    • 開発しなくてもサービスを導入するだけで解決できることもある

    • 作るのが全てではないし、プロセス改善で良くなることもある

    • 会社の状況、規模に合わせて柔軟な技術選定をする

      • 最初からマイクロサービスじゃ無くたっていいじゃない

      • 最初からコンテナじゃ無くたっていいじゃない(仮説検証はサクッとEC2建ててまずは実現するアプローチだってある)

※一応補足しておくとDocker大好きなのでコンテナ好きです。ただ、コスパの面とか環境構築に時間がかかるならビジネス優先する時に拘りは捨てるべきという考えです。

結局自分の中でどんなポジションで働くべきなのか?と言うのは漠然としたままですが、必ずしもエンジニア・プレイヤーじゃ無くても良いのかな?と思ったりもしています
(PdM、マネージャなどなど)
Twitterに同じようなことを投稿したら意外と反響があって色々考えました。

ChatGPTに聞いてみたら選択肢が多岐に渡って面白い。

エンジニアの場合
エンジニア以外の場合

最後に

今まではQiitaやZennへの投稿ばかりでキャリアについてちゃんと投稿したことが無かったので、30代になる節目の年だしこれからはしっかりと考えていこうと思いました。

あと技術書ばかりじゃなくてマネジメントやスクラムの本も読んで感想も書くようにしたいです。

最近は英語も頑張っているのでそれについても目標持ってどうなりたいか決めないと。

やることは沢山あるけどあまり思い詰めずに頑張ろう!

以上、長くなりましたがそんな感じで頑張って行こうと思います。

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