「面接で何を見てる？」に対する回答
こんにちは、コミューンの岩熊です。
現在、コミューンでは各ポジション絶賛採用中なのですが、カジュアル面談や実際の選考の場でよく聞かれます。
「岩熊さんって、面接で何を見て判断されてるんですか？」
ということで、別に隠す理由もなく公開していいと思ったのでnoteに記します。
回答を綺麗に用意されすぎてしまうと本末転倒なので、見極めているポイントとその背景のみ記します。（まぁ過度に取り繕われていても見抜けるのですが笑）
2021年6月段階において、少なくとも私の面接では以下の3点しか検証していません。
①ネクストキャリアで私たちを選んでいただくべき理由が存在するか？
②入社後、高いパフォーマンスを発揮していただけそうか？
③チームメンバーとの相性はどうか？
順に少しだけ解説しましょう。
ネクストキャリアで私たちを選んでいただくべき理由が存在するか？
これが最も大事だと考えています。
面接は私たちが候補者様を選ぶ場ではなく、お互いにとって今後ご一緒することが良い選択なのかを相互に見極める場だと思っていて、昔から一貫して変わってません。たぶん今後もこのスタンスは変えないと思います。
例えばどれだけ経験豊富で高いパフォーマンスを発揮していただけそうでも、ご用意できるポジションにおいてお持ちのスキルを最大限発揮いただけないとか、今はいいけれど中長期で充実感を持って働いていただけるようなチャレンジを提供できそうになければ採用すべきでないです。
これは候補者様の優劣の問題ではなく、完全に相性の問題です。ごめんなさい。
私の最も重要なミッションのひとつは「自分が採用すると決めた方を幸せにすること」だと考えているので、私たち以外の企業で働いた方が幸せになれる方は採用すべきでないと思います。
その代わり、採用すると決めた方には死ぬ気で向き合いますし、後悔させないつもりです。カスタマーサクセスの考え方と同じですね。
入社後、高いパフォーマンスを発揮していただけそうか？
これは一般的な面接でイメージされるものでしょう。
物事の捉え方や気分による変化のコントロール力、トラブルに向き合う姿勢などの「OS」にあたる部分と、エクセルの関数に詳しい、やプレゼンがうまい、などの「アプリケーション」にあたる部分の双方を見極めます。
これについては弊社の取り組みを代表の高田さんが詳しく書いてるのでご覧ください！
OSについては、後述します。
アプリケーションはポジションによって異なりますが、候補者様の経験や話し方からスキルを要素分解し、ご応募いただいたポジションで何がどのように活きるのかを見ています。
この点、ご自身のスキルを要素分解して活かせそうなポイントをご自身で説明できる方は非常に魅力的に映ります。
例えばコミューンのカスタマーサクセス(CSM)で「○名規模の企業の部長職以上と継続的な関係構築ができる」「当該レイヤーの方に論理的なストーリーに基づき年間○円の決裁を引き出す提案を作れる」というのを具体的な経験から説明いただけると良さそうです。「カスタマーサクセスとしてお客様に寄り添えます」だと…ごめんなさい、厳しいです。
また、ドンピシャの経験がない場合も、新しいスキルのキャッチアップを進めた経験やそのプロセスなどからポテンシャルを見ています。特にカスタマーサクセスは経験者の少ない領域なので、ポジティブなスタンスでポテンシャルを議論させてください。
チームメンバーとの相性はどうか？
よく「カルチャーフィット」などと言われる部分かと思います。
前述したなかでOSという表現が出てきましたが、主にこの視点で見させていただいてます。
前提として、OSは大人になってからも成長するもので、コミューンはこの部分の成長に会社レベルでコミットしてくれます。したがって、崇高なOSを持ち合わせていることなど期待もしていません。私も改善したいポイントだらけですし。（面接や面談で聞かれたら開示します！）
ただ、一点だけ譲れないのは自身のOSを認識しており、弱みも含めて開示できる姿勢の方なのかどうかです。ここは、いくつかの角度から質問をして検証しています。
逆に言うと、ここを素直に開示して清々しいコミュニケーションを取れる方はきっとご入社いただいてから既存メンバーと良好な関係を構築し、成果を残していただけると思います。
最後に
このあと私との面接に臨む予定の方、お読みいただき誠にありがとうございます。きっと色々と情報収集いただくなかでたどり着いたのかと思います。素晴らしいですね。
相手のニーズを捉えてきちんと準備をして場に臨める力、コミューンでは非常に重要です。そのため、これを読んでくださっている時点で少なくとも素晴らしいポテンシャルを持たれていそうです。
是非、面接ではフラットにご自身のOSやキャリアについての考え方などをお聞かせください。
お会いできるのを楽しみにしています！
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