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丼を宇宙と呼ぶなら、忘れちゃいけないものありません?

僕のバイブル『美味しんぼ』に「丼は宇宙」という話がある。

日本語が適当なアメリカ人の記者のお言葉だった。
 
どんぶりに蓋をすることで、蒸気の影響で美味しくなる、というニュアンスだったと思う。(勝手な解釈)

残念ながらそこまで実感はない。
丼に宇宙の広がりを僕は感じない。

だが、いま静かなブームのホットサンドにはおおいに宇宙を感じる。

何を挟んで焼いてもうまいのだ。

この理由を僕なりに解釈すると、パンの蒸気や挟んでる食品、塗ってるバターやマヨネーズの蒸気が、直火で熱されて蒸気化して全体が一つになり美味しくなると思う。

こんな美味しいものをキャンプでしか食べないなんてもったいない。

いわき市にある市民おなじみのBlakeという喫茶店(あくまでも喫茶店でcafeではない)のホットサンドは、レタス、トマト、卵焼きなんかがこれでもかと挟まれていて、そこにフレンチドレッシングがたっぷりかけられている。

このドレッシングの酢?油?が帰化して全体をまとめ上げ、美味しくしてるのではないかと仮定している。

丼の宇宙より、その隣にありそうなホットサンドの宇宙のほうが興味がある。

なんか相対性理論的な話になってしまったが?焼き立てのホットサンドはうまいのである。

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