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【9ヶ月間の軌跡】オガトレさんとARエンジニアが「オガトレHIT(ヒット)」をリリースするまで

こんにちは、イワケン (@iwaken71)です。
平日はサイバーエージェント社員としてMRエンジニア、
週末は個人として3つのコミュニティ運営やAR開発をしています。

今回は、withARコミュニティのエンジニアと開発したアプリをリリースしたので、その紹介と簡単な背景を話したいと思います。詳しくはプレスリリース見てね。

オガトレHIT(ヒット)とは

一言で言うと

音楽に合わせてストレッチを楽しむことができる新感覚AR音楽ゲーム

です。

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楽しい!!! (辛そうだけど楽しいんだよ!)

プレイ動画はこちら

楽しく体を動かせるって最高なんですよね。

しかも、理学療法士のオガトレさんが監修しているので、安心して取り組むことができます。

こちらからアプリダウンロードできます! (注) iOSのみ

先ほどストアを見たのですが4.6と高評価...!嬉しい!(2021/6/29現在)

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オガトレさんはどんな人か

・「体が硬くて困っている人をゼロに」を信念に動画を配信
・YouTubeチャンネル登録数83万人超えの理学療法士
・顔も心もイケメンでカッコいい (個人的感想)

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是非チャンネルをみてください!

アプリ開発、リリースまでの経緯

・オガトレさんとwithAR運営でハッカソンの企画・準備 (2020.09~12)
・ストレッチwithARハッカソンの実施 (2020.12.13~12.20)
・ハッカソン参加者のエンジニアと共に開発 (2020.12~2021.06)

およそ9カ月に渡るプロジェクトでした。
私はこの全ての過程に当事者として関わり、営みとして素敵だと思ったので、このnoteで共有させてください。

オガトレさんとwithAR運営でハッカソンの企画・準備

この企画の発端は2020年の9月7日に始まりました。

共通の知り合いから、ストレッチYoutuberであるオガトレさんを紹介していただき「VR/AR×ストレッチ」で何かできないか、ということを考えることになりました。

オガトレさんとしては

・動画以外のコンテンツ提供の仕方を考えられないか
・withコロナ時代のストレッチ体験を提供できないか

が、求めているポイントでした

私を含むwithARメンバー (ソルトおっしぃナイキ) としては

・ARと異業種のコラボレーションを当たり前にしたい
・現実の価値 (今回はストレッチ) を拡張するコンテンツを作りたい
・AR界を開きたい

を、目指しており、MTGした瞬間に「一緒にやりましょう」となりました。

私個人としても「AR/MRの社会実装事例を作る」という個人ミッションがあり、今回の話は大変貴重なチャンスだと思いました。

このストレッチのARのコレボレーションを成功するべく、ストレッチwithARハッカソンを企画することになりました。

ハッカソンを企画する段階でも

・どんなハッカソンテーマにするか
・オンラインでどうハッカソンを盛り上げるか
・どんな広報施策にするか

について、かなり入念にオガトレさんとwithARメンバーとでMTGしました。

特に「どんなハッカソンテーマにするか」については、オガトレさんのストレッチやYoutuberとしての課題の深層部分をヒアリングして、その課題解決に向かうような作品が生まれるためにはどうすればいいか、かなり考えた覚えがあります。

最終的には、【ARでもストレッチを楽しく、わかりやすく】というテーマで参加者を募集、当時の過去最高人数のARエンジニアが参加し、本番が楽しみで仕方がなかったです。

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この画像を作るのも何回もやり取りして最終出来上がりました。

ストレッチwithARハッカソンの実施

イベントURLはこちら
ハッカソンの作品集はこちら

結論、オンライン実施ですが大盛り上がりしました。


多分僕、最後感動して泣いていたと思います。オガトレさんのVoicyでも「イワケンさん泣いていたんじゃないか」と言及されていました。

オガトレさんVoicyの「イワケンさんみたいな漢になりたい。」を、私は家宝にしていきたいと思います。

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実は、私自身もハッカソン参加者としてオガトレさんの課題とミッションに向かい合い、作品を制作し、8チーム中3位 & オガトレ賞をいただきました。(めっちゃ嬉しかった)

と、参加者としても盛り上がったのですが、
全体も盛り上げるために次のような工夫をしました。

・熱量を発揮できる環境作り
・Discord助け合い & 刺激
・オガトレさんとオガトレ塾生とUXを高める

特に、今回発見した「1週間Discordハッカソン」は最強でした。次の回の伝統工芸withARハッカソンでも採用しました。

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1週間Discordハッカソンの良いところは

・他のチームのやり取りが全部見える状態を設計できる
・チャットもボイスもできる

結果、図のように助け合い&刺激を生むハッカソンに設計できています。

さらに今回、オガトレさんとオガトレ塾生 (ストレッチコミュニティの方) にもDiscordに入ってもらい、ハッカソンの作品のUXのアイデアやフィードバックを一緒に行うことで、作品のクオリティが上がりやすくする工夫をしました。

オガトレ塾生の人たちは、日ごろからストレッチに取り組んでらっしゃる方なので、今回の想定ユーザーという意味でもいい座組でした。

私も、自分のアプリをフィードバックしていただき大変参考になりました (そして大変刺激になりました)

そして、ここまで熱量高いハッカソンを円滑にするために裏で支える運営のwithARメンバーにも改め感謝を伝えたいです (今度3時間くらいすごさを語りたい)

そして、優勝したのがKohei Araiさん、ARヒノボルさんの作品!「体と向き合える音ゲー

このアプリを体験したとき「これ、オモシロ!!!」と叫んでしまったのを覚えています。それほどアプリ体験として感動しました。

文句なしの優勝作品でした。

ハッカソン参加者のエンジニアと共に開発

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このクレジットの通り、
UI/UX Designer, Lead iOS EngineerはKohei Araiさん
ML/iOS Engineer ヒノボルさん
ストレッチのUXはオガトレさんという分担でした。
私もほぼすべてのMTGに参加し、AppStoreアカウントの管理やその他諸々の開発サポートの役割を担いました。

半年開発に携わって思ったことは

・Kohei AraiさんのPM力とUIデザイン力がスゴイ
・ヒノボルさんの技術安心力がスゴイ

ということです。私が言うのはおこがましいと思うのですが、スゴイところを述べさせてください。

Kohei AraiさんはLead iOS Engineerとして、オガトレさんの要望をスケジュールに落として整理するPM力に加えて、秀でたUI構築力がスゴイ!
皆さんアプリを見て「UIイケてるな~」と思いませんでした?私は思いました。デザインもできて開発もできてARもできてPMもできるって、それはもう皆惚れちゃいますよね。

ヒノボルさんは、ヒノボルさんがチームにいると技術的心配がゼロになります(私調べ)。ヒノボルさんといると技術的安心を得られます、スゴイ!
今回、ストレッチの姿勢推定モデルをオリジナル学習するという技術的チャレンジがあったのですが、ヒノボルさんがいたおかげで、チームメンバは誰も心配していなかったと思います。

この2名のエンジニアと半年間一緒に開発に携われたことは、私の人生の財産になると思います。
こういったエンジニアとの出会いを考えると、withARハッカソンを続けてきてよかったと思います。

最後に、AR共創が当たり前になる未来に向けて

今回、ストレッチ系YouTuberオガトレさん&withARコミュニティのエンジニアとARアプリ「オガトレHIT(ヒット)」をリリースするまで、ということでリリースまでのプロセスを書かせていただきました。

私が3年前から想っていることがあります。

なぜAR共創は当たり前でないのか

日本には素晴らしいARエンジニアがたくさんいます。彼らはARへの情熱と好奇心を持っています。彼らはもっと活躍すべきです。

そして、ARは拡張現実と訳されるように、他領域とのコラボレーションによって真価を発揮します。それがAR共創です。しかし、それを考えている人、実行できる人は少ないです。私はそれが非常に悲しいです。

私たちはwithARハッカソン/コミュニティを通じて「AR共創が当たり前になる世界」を目指していきます。そして、もっとARエンジニアを活躍させたいです。

もし一緒にAR共創事例を作っていきたい!という方がいましたら、イワケンまでご連絡ください。

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