メタバース結婚式の実現について妄想する

こんにちは、独身28歳のARエンジニアのイワケンです。
この話は、私の脳内妄想の話なので気軽に見てくれると嬉しいです。みんなで考えてみましょう。
ビジョンは語りますが、細かい技術仕様については語っておりません。これから数年かけて詰めていくというフェイズです。

仕事でも趣味でも「メタバース」に触れている私ですが、「メタバースの社会実装」が本気で行った証が何になるだろう、と考えたときに

「メタバース結婚式の実現」

これを思いつきました。

なぜ「メタバース結婚式」なのか

メタバースの定義に以下の表現があります。

メタバースとは、人間の社会文化的相互作用を代わりに構成する、結合的3D仮想世界
an integrated network of 3D virtual worlds or Metaverse that constitutes a compelling alternative realm for human sociocultural interaction.

3D Virtual Worlds and the Metaverse: Current Status andFuture Possibilities [2013]

人間の社会文化的相互作用を代わりに構成する

このhuman socioculturalやalternativeという条件を満たす状況は何だろうと考えたときに

冠婚葬祭は human socioculturalな活動だと気づきました。

そしてalternativeだと。

個人的には、another worldではなく、alternative worldじゃないと社会実装とは言えないのでは、と思っています。

理想のメタバース結婚式

・奥さんと両家の家族が納得し、最高に満足する式になる
・子供からおばあちゃん、IT業界の人もまで楽しめる
・参加者はオンラインでもオフラインでも楽しめる
・物理の身体の人もデジタル身体の人も楽しめる
・リアルアイデンティティの人も、バーチャルアイデンティティの人も楽しめる

以上を理想的なメタバース結婚式として、思考を深めていきたいと思います。

既存事例調査

VtuberふうふマートさんのVR結婚式。こちらはVRChatの事例ですね。

https://twitter.com/i/events/1165310364403163136
https://twitter.com/ukaga_ka/status/1165301987753086976/photo/2

ドラクエ10で結婚式
MMPRPG系のゲーム内で出会った人と結婚し、ゲーム内で結婚式を挙げるケースですね。

https://ameblo.jp/mochalyna/entry-12692388512.html
【ドラクエ10】結婚式!

プロジェクションマッピング×結婚式
こちらはARよりの演出になります。プロジェクションマッピングによってデジタルならではの表現ができます。会場の人も楽しめますね。

https://wedding.mynavi.jp/contents/news/2015/01/360/

メタバースである意義

主に
・オンラインオフラインでも
・物理の身体の人もデジタル身体の人も

といったところがメタバースである意義と思います。

結婚式という場所が尊い一方で、行くのは面倒くさいという人もいるでしょう。(お祝いの気持ちはあるけど、行きたくはない)
オンラインでも参加して気持ちを伝えられる方法はないでしょうか?
→メタバース結婚式の意義①

また、私自身デジタル身体andバーチャルアイデンティティに対して仲良くなった友達もいます (VTuberの友達) 
彼らも含めて呼ぶためにはどうすればよいでしょうか?やはり通常の結婚式の形態ではカバーしきれないのではと思います。
→メタバース結婚式の意義②

そういった思いがあります。

https://www.youtube.com/watch?v=2uFAnkVMMAM

VTuberの雨下カイト君は彼がVTuber始めて以来の知り合いで、僕の人生のターニングポイントとなった出会いとなりました。
こういったバーチャル身体の知人を呼ぶにはメタバース結婚式を作るしかない。

理想形のメタバース結婚式を実施するにあたって超えるべき壁

・奥さんと両家の家族が納得し、最高に満足する式になる
・子供からおばあちゃん、IT業界の人もまで楽しめる

メタバース結婚式を実現したいと考えたときに、奥さんの理解とご家族の理解は必須です。その前提で設計しなくてはなりません。

そして、参加する人の多くは「VRなんてやったことない!」という人がほとんどでしょう。

つまり、何も考えずにVR上での結婚式を断行しようとすると、家族知人向けの結婚式とVR用のanother結婚式のどちらも実施する形になってしまうでしょう。それは個人的にはやる意義が薄いと思っています。

なので、VRやバーチャル世界へのログインを強要する設計にはしたくないと思います。

メタバース結婚式をしていくためにすること

グラデーション的な結婚式参加をデザインできないか

つまり、同じ方法での参加方法では分断が起きて破綻するのです。
狙うは「参加の方法は人それぞれだが、同じ世界に入っている」という状況をどう作るかです。

この考え方は、昨今のVRSNSでも採用されつつあります。
VR HMDを被る人だけでなく、PCやスマートフォンの人も同じ世界で楽しめる世界観。cluster社の仕組みもそうなっています。

それを、現実世界もグラデーションの1つとして拡張できないか、というのが私の妄想です。

つまり、
・現実世界への参加 拡張現実 (プロジェクションマッピングなど) を楽しむ
・VR世界の参加
・Youtube視聴参加

この3段階の参加方法を用意するのです。

前紹介したHoloLensプレゼンも、Youtube配信というインターフェイスで提供することでHMDを被るより敷居が低く楽しめるようになると思ったのです。

https://note.com/iwaken71/n/n33c7b9e17ff5

アバターの愛着度を高めておく

当事者としてエモを最大化していくためには、リアルアイデンティティとバーチャルアイデンティティどちらも高めていく必要があると思っています。
そのためにアバターへの愛着度を高めておく、アバターでの思い出を作っていくといったことが大事でしょう。

https://twitter.com/iwaken71/status/1414257650108309504/photo/3

リアルとバーチャル合わせて1つの人格としての自分を作り出し、交流することが必要ですね。
自分自身まだまだ愛着が足りないので、もっとバーチャル空間内で活動する必要がありますね。(アバターさらに変えたい欲が最近高まっている)

意思表明して、周りを巻き込む

このnoteを書いたのも、意思表明することで協力者を増やすためです。

このミッションは非常に難易度が高いです。

・家族面
・演出面
・技術面
・文化面
・金銭面

できない理由はすぐ見つかります。

ただ、周りに声をかけたところ「お、やろうぜ!協力するよ!」という人は多くいます。XR界隈の周りの知人の機運は高まりつつあります。

これは僕一人で実現できることではないので、みんなで考えたいのです。

現実的には2回目の結婚n年目結婚式か

とはいえ、僕自身結婚式に参加したことない (2次会は1度だけ) のと、自分自身も結婚していないので、1回目の結婚式でいきなり実行するのは難易度高いのでは?と思っています。

なので、1回目はフォーマルな結婚式を実行した上で、そのn年後?10年後?メタバース結婚式を実現できればと思うのです。

お前は結婚式について何もわかっていない

そうかもしれないです。
なので教えて下さい!一緒にどう実現できるかを考えましょう。

で、1回目の結婚式はいつ?

未定です。決まったら連絡します。


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