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ITパスポートを受けてみた その5
今日はテクノロジー
折角勉強したので、生かせそうなことをまとめてみよう第3弾です。
今回は「テクノロジー分野」です。
ITパスポートについて書く、最後のNoteになると思います。多分。
前回の第2弾は「マネジメント分野」はこちら!
TCO(Total Cost of Ownership)
初期コストと運用コストを合わせた費用
初期コスト(イニシャルコスト):
システムの導入にかかる費用。
運用コスト(ランニングコスト):
システムの運用や故障を直すのにかかる費用。
学校現場では、既存のイベントをよりよくしていこうと、毎年手を加えます。。
しかし、新しいことをするためにどのくらいコストがかかるのかを適切に評価しないまま、新しいことをスタートする傾向があります。
そのため、自分たちを首を締め付けています。
そして、その増築されたアイディアを今後やっていくランニングコストまで考えているる先生は少ないです。
新しいことにチャレンジしたら、ノウハウを蓄積し、手間を減らし、マニュアルを作成するなど運用コストを減らす取り組みが必要だなと思います。
初期コストや運用コストという視点から、トータルなコストを見極めた上で、チャレンジしていくことが大切です。
リスクマネジメント
会社のかゆ動に伴って発生するあらゆるリスクを管理し、そのリスクによる損失を最小の費用で食い止めるためのプロセス。
リスクマネジメンには、
①リスク特定⇒②リスク分析⇒③リスク評価⇒④リスク対応
の4つのプロセスがあります。
私が特に面白いなと思ったのが、③リスク評価です。
リスク評価(③)でそのリスクに優先順位を付けて、リスク対応(④)でリスクの高い順にどのように対応していくかを決めます。
学校の文化として、片っ端からリスクを考えてしまいます。
そのため、会議なのであまり起きそうにないリスクを指摘する人がいると、よい対応策がでるまで悶々と考える会議になってしまいがちです。
そこで、
①リスクを洗い出す。
②発生するリスクや被害の大きさを分析する。
③優先順を付ける。
④優先順の高い順に取り組む
といったリスクマネジメントのプロセスを踏むことによって、より起きやすいリスクにしっかしと対処することが大切です。
4つのリスクの対応策
明確になったリスクに対して、①どのような対処を、②いつまでに行うか、を決めます。リスクの対応方法には、大きく「リスク回避」「リスク低減」「リスク移転」「リスク受容」の4つがあります。
教員が考えるリスクの対応策のほとんどは、リスクが発生する可能性を下げる①リスク低減です。
たとえば、廊下を走らないように声かけをするなどがリスク低減にあたります。
また、危ない遊具を撤去するなどリスクが発生する可能性を取り去る②リスク回避もよくやります。
これ以外に、もう2つ対応策が有り、リスクを他の会社に移す(例えば、保険会社に入る)リスク転移、リスクを受け入れるリスク受容があります。
視点があるだけで、リスクへの対応策のアイディアが多く出てきます。
ぜひ、リスクの対応の視点をもって下の練習問題を考えてみてください!
<練習問題>
授業chatに不適切な発言をするリスクに対して、リスクの対応策を考えてください。
まとめ
IT分野の知識を学習したことで、自分自身の教育学の理解を深められたと共に、具体的な方策を考えられるようになりました。
新たな分野に挑戦することは、今までの知識と関連図ける作業が発生することで、自分の理解を深められるようになると思います。
ぜひ皆さんも自分と違う分野にチャレンジしてみてください。