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ジャズで聴きたい、とっておきの一曲(ジャズ批評2023.07)

Q1ジャズで演奏されている様々な曲の中から「とっておきの1曲」
曲名:A NIGHT IN TUNISIA
作曲者 D.Gillespie/F.Paparelli 作詞者 

Q2上記の曲が収録されているおすすめアルバムを3枚まで
1 ART BLAKEY『A NIGHT AT BIRDLAND』
Blue Note

2 ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS『A NIGHT IN TUNISIA』
Blue Note

3 矢野沙織『PARKER’S MOOD』
SAVOY

⚫︎ディジー・ガレスピーの「チュニジアの夜」はあまりに有名な曲ではあるが、しかし僕のジャズを聴き始めたきっかけになった曲なので今回は選ばせていただいた。

最初に聴いたのは例に漏れず超名盤1で、異国情緒にあふれ、強烈なエネルギーが放出された演奏のとりこになった。チュニジアという国名が耳に入るだけで、いまだにこの演奏が頭の中に鳴る。

1を聴いた僕はブレイキーが他にもこの曲を録音した作品があると知り、2やその他のアルバムを立て続けに聴いた。同じ曲でもメンバー次第でこんなに違うのかと驚いたものだ。そして、曲や収録ミュージシャン、作曲者を芋づる式にたどって聴くようになり、ジャズの世界が一気に広がった。

3は矢野沙織さん18歳の時の米国ライブ収録作。チャーリー・パーカーのようなプレイスタイルが注目されていたが、僕もすさまじい演奏に驚愕した。30代になった今の矢野さんならどんな演奏になるのか。ぜひ生で聴きたい。

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