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私的音楽アーカイブ101(SEKAI NO OWARIほか)

1001.ウェインショーター:Introducing WAYNE SHORTER
1002.トニーウイリアムス:EMERGENCY!
1003.マイルスデイヴィス:doo-bop
1004.ジョンコルトレーン:CORTRANE’S SOUND
1005.キャロル:The Best
1006.矢沢永吉:ALL THE BEST ALBUM
1007.きゃりーぱみゅぱみゅ:ぱみゅぱみゅレボリューション
1008.きゃりーぱみゅぱみゅ:ピカピカふぁんたじん
1009.SEKAI NO OWARI:ENTERTAINMENT
1010.SEKAI NO OWARI:炎と森のカーニバル

⚫︎1010.SEKAI NO OWARI、セカオワを初めて聴いた時は衝撃的だった。ボーカルのFukase、キーボードのsaori、ギターのnakajin、DJ LOVE という4人があらゆるものをシェアしながら協業し、作品を生み出すという次世代の音楽グループだと感じたからだ。

ロックバンドというとほぼ例外なくボーカルだけが1人目立つことが多く、すぐに軋轢が生じて解散分裂する例が多いが、セカオワは一人が突出することもまずない。これだけでも稀有な存在である。

これはそんなセカオワの凄さが凝縮されたアルバム。4人がそれぞれ等しく個性を発揮することで、活動に相乗効果がうまれる。誰か1人欠けても成立しない。そんな雰囲気があちこちに漂っている。

僕自身、saoriさんとは面識があるのだが、彼女が小説などの創作活動をやることに大賛成したのはFukaseさんだったという。メンバーを妬まずにあらゆるものをシェアして支え合う。これぞまさにバンドの理想像だろう。

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