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【葬送のフリーレン】亡くなったキャラを葬送する:ヒンメル

本シリーズでは、アニメ『葬送のフリーレン』に登場する主要なキャラクターの中で、現代の時点で亡くなっているキャラクターを、亡くなったことが判明した順に、勝手に葬儀のような形で葬送していきたいと思います。

本シリーズの概要及び他のキャラクターの葬送の記事については、以下リンクを参照してください。

本記事では、アニメ第1話で亡くなったことが判明した、ヒンメルについての葬送を行いたいと思います。


本記事では、単行本全11巻107話までの内容に触れるため、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。

本記事の内容は、できる限り原作に記載のある表現と、矛盾の無いように記述していくつもりですが、多分に私の想像が含まれますので、その点はご了承ください。



遺影・享年

ヒンメル様
第1巻20ページ

享年:76歳

故人の御略歴

今から約60年前、勇者ヒンメル様は、孤児院にて出会った僧侶ハイター様と共に、戦士アイゼン様、魔法使いフリーレン様を仲間に加え、魔王討伐のために王都を旅立ちました。

腐敗の賢老クヴァールの封印、不死なるベーゼの討伐など、数々の名だたる大魔族に立ち向かい、周辺地域を救ってきた功績は、長い時間が経過した今でも、冒険譚として語り継がれています。

また勇者ヒンメル様が、商人の護衛や荷物運びなど、身近な困り事にも手を差し伸べ、積極的に住民と交流してきたことは、彼ら・彼女らの大切な記憶として深く刻まれています。

約50年前に、魔王討伐という統一帝国時代からの人類の夢を実現し、今日まで平和を享受できていることは、勇者ヒンメル様御一行の最大の偉業と言っても過言ではないでしょう。

そのような平和の中、かつての仲間に見守られながら、勇者ヒンメル様は天寿を全うされました。

生前の御活躍

腐敗の賢老クヴァールの封印
断頭台アウラの軍勢の撃破
不死なるベーゼの討伐
その他各地の危険な魔物・魔族の討伐

魔王の討伐

数多くのダンジョンの攻略

大陸各地への訪問と数え切れないほどの人助け

弔辞

友人代表:ハイター様

ヒンメル、私があなたに別れの言葉を送ることになるとは思っていませんでした。

不摂生を続けてきた私が、あなたを見送ることになったことは、女神様が私に与えた罰なのかもしれません。

幼い頃に孤児院で出会ったあなたは、ひねくれた性格の私に対しても、まっすぐに向き合い、それは亡くなるまでずっと変わりませんでしたね。

魔王討伐の旅を始めてからも、困っている人を決して見捨てず、真摯に向き合う姿は、戦乱の中にあっても、きっと人々に安心感を与えたと思います。

何より魔王を討伐したことは、魔王軍という組織を瓦解させ……

……いや、私の悪い癖が出ましたね。下手に格好つけるのはやめます。

世の中に影響を与えたかどうかなんて、今は正直どっちでもいいです。

私にとってヒンメルは、くだらない冗談を言い合える友であり、信頼できる仲間であり、親のいない私にとっての生き方の模範でした。

今はただただ、君がいなくなってしまったことを、とても寂しく思います。

天国で再会するまで、私なりに君の意志を継げるよう行動しますので、今は安心して眠ってください。さようなら。

副納品

勇者の剣
50年物のウイスキー
ルフオムレツのレシピ

主な参列者

当日参列者

ハイター様
アイゼン様
フリーレン様

後日弔問者

デンケン様
各国代表者の皆様
大陸中の人々からの多数の献花


まとめ

本記事では、アニメ第1話で亡くなったことが判明した、ヒンメルについての葬送を行いました。

正直ヒンメルの活躍は、本記事では書き切れないほどあるので、中々表現するのが難しいですね。

次に亡くなったことが判明したのは、僧侶ハイターなので、その記事を投稿次第、以下にリンクを載せることにします。


長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。



引用元

遺影・享年

「享年:76歳」

フリーレンが女神の石碑にて、勇者一行の旅立ちから7年後の過去へタイムリープした際に、ヒンメルに年齢が23歳であることを確認したので、そこから計算すると、享年76歳となる。

ヒンメルの年齢を確認するフリーレン 第11巻187ページ

故人の御略歴

「孤児院にて出会った僧侶ハイター様」

ヒンメルの育った村の孤児院でハイターと出会った 第3巻141ページ

「腐敗の賢老クヴァールの封印」

クヴァールは勇者一行が封印 第1巻135ページ

「不死なるベーゼの討伐」

不死なるベーゼを討伐するヒンメル 第11巻94ページ

「冒険譚として語り継がれています」

勇者一行の功績が冒険譚として語り継がれている 第7巻34ページ

「商人の護衛や荷物運びなど、身近な困り事にも手を差し伸べ」

勇者一行は商人の護衛や荷物運びもしていた 第7巻35ページ

「魔王討伐という統一帝国時代からの人類の夢」

統一帝国の時代から魔王軍は存在し、魔王討伐は願っていたと思われる。

統一帝国と魔王軍は争っていた 第6巻104ページ

生前の御活躍

「断頭台アウラの軍勢の撃破」

勇者一行はアウラの軍勢を撃破していた 第2巻127ページ

「数多くのダンジョンの攻略」

勇者一行は数多くのダンジョンを攻略した 第6巻92ページ

弔辞

「不摂生を続けてきた私」

長年の酒が祟ってしまったハイター 第1巻35ページ

「困っている人を決して見捨てず、真摯に向き合う姿」

困っている人を決して見捨てないヒンメル 第1巻62ページ

「魔王軍という組織を瓦解させ」

魔王という統率者がいなくなるとあまり脅威ではなくなる 第10巻72ページ

「いや、私の悪い癖が出ましたね。下手に格好つけるのはやめます」

ハイターは格好をつけがち 第1巻48ページ

「世の中に影響を与えたかどうかなんて、今は正直どっちでもいいです」

ちょっとこのセリフは、きつい言い方になったかもしれませんが、「どっちでもいいです」という言葉を入れたいがために、このセリフにしました。

天国が実在するかはどっちでもいいハイター 第1巻169ページ

「私なりに君の意志を継げるよう行動」

ヒンメルに倣って、ハイターがフェルンを救ったことに繋げるために、このセリフを入れました。

ヒンメルに倣ってフェルンを救ったハイター 第1巻71ページ

副納品

「勇者の剣」

副納品に勇者の剣がある 第1巻31ページ

「50年物のウイスキー」

私の想像で書きました。酒好きのハイターが、魔王討伐の記念品として取っておいたもの、という想像です。

「ルフオムレツのレシピ」

私の想像で書きました。ヒンメルの好物はルフオムレツで、馬鹿みたいにでかいハンバーグのレシピも書いたことのあるアイゼンが、副納品として添えたと想像しました。

ヒンメルの好物はルフオムレツ 第1巻123ページ
馬鹿みたいにでかいハンバーグのレシピをフリーレンに書いたアイゼン 第3巻172ページ

冷たいようですが、この時点のフリーレンは、ヒンメルの副納品は何が良いのか決めることができないと思うので、副納品は無しにしました。

主な参列者

「デンケン様」

デンケンがいつ宮廷魔法使いになったかは不明ですが、おそらくヒンメルが亡くなった時期には、相当地位の高い魔法使いになっていたと思うので、各国の代表かその護衛として、弔問に行ったと想像しました。

ヴィアベルと戦士ゴリラは、勇者ヒンメルに憧れていましたが、ヒンメルが亡くなった時期は、幼少期であったため、弔問には行っていないと思われます。

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