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陽射し

遠い遠い時を過去からの
話を聞いてそこに立って
揺れる風の行く末を守り
探した日常をかけた生

降り注ぐ陽射しをまとい
あの日をかけた想いに触れ
遠ざかる君の言葉は今に

痛い思いがふれる事を
嫌う心の糧は溢れ無い様に
嘘を固め守り拳を握って
見えていない盾をかざす

ふらふらと災いを費やす
君との思い出は間違いなく
そこにある

日々を費やすは
かげりゆく君のまどろみ
吐き出すは定めか問いただす
我は昨日と今日と明日に
立ち向かう影となり

引き波は強く全てを無くす力と
立ちつくす真実に崩れる君に
それでもと、かざす我は全てを
引き換えに差し出す身で
伝えるは今にしかなく
震わせたまどろみに沈みゆく

ゆくはその先となり
迷う路は陽射しとなる君で
立ち向かうは響きあう
その弱気人々信は、我と君にあり


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