トランプ再選は危険

 浜田和幸氏はハーバード大精神科医の「トランプ再選」危険視説を紹介している。トランプを「NPD症候群」(自己愛性パーソナリティ障害)の典型だと指摘している。さらに、この精神障害を抱えている国民は、実に6%いると指摘している。症候群の典型は、自分と意見の違う人は全て敵視するというのが特徴らしい。
私が危険だと指摘するのは、彼の判断は全て利害によるバーターで政治事も決められるという性癖があることだ。これが全てと言っても過言ではない。例えば、中国が台湾進攻の見返りに好条件を彼に提示すればすんなり成り立ってしまう可能性だ。彼にとって、外交上の均衡、抑止力といった政治の政策はあって無いのと同じだからだ。米国人にとっては結果的に良いことになるかも知れないが、日本人にとっては必ずしもそうならない可能性がある。しかし、そんなことを彼は全く斟酌しない。自分第一、米国第一だ。


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