大前 研一氏の思考停止北方領土説

 この御仁の世界観は20年前から停止しているようだ。また、今さら北方領土について思いを巡らすとは歳の成せる技か、これだから困る。『いまこそ「ロシアとの関係正常化」に挑むべき…孤立に悩むプーチンを「北方領土返還」に動かす3つの選択肢』ということで、在住のロシア人問題を述べているが、現在のロシアとロシア人について全く状況が理解できていない何ものでもない。
日本は基本的に「平和条約」を結ぶべきは一般論としては理解できる。但し、『今このタイミングで話をもちかければ、プーチン氏は高い確率で乗ってくるだろう』という見解は、どのレベルの判断でもありえない認識だ。「PRESIDENT」誌の編集能力に疑問を持つしかない。


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